マラソン大会真っ盛りの中で

危機期京都マラソンを走る山中伸弥さん

京都マラソンは次の日曜日に行われる。

大会事務局から私に送られてきた参加案内の中に、ノーベル賞受賞者の山中伸弥さんも、このマラソンを走るとのチラシが入っていた。

多くの難病患者に希望を届けるための「IPS細胞研究基金」に、協力を呼びかけるためだという。

「非正規雇用が9割の研究所員の長期雇用等に役立てたい」と書かれている。

日々、忙しい毎日の中で、マラソンに向けて練習を積んでいるだろうことを想像すると、頭が下がる思いがする。

実は、山中教授のマラソンの持ちタイムはかなりのものだ。

去年10月の大阪マラソンでは、「3時間42分58秒で完走し、自己ベストを更新」したとの記事を読んだ。

54歳で、このタイムで走れるのはすごいし、マラソンを走って社会に募金を呼びかける取り組みも素晴らしいと思う。

山中さんと、同じ日に同じコースを走るのを楽しみにしていたが、ひざのケガが完治せず棄権することにした。
とても残念だ。

私としては、これで去年2月の姫路城マラソンに続いての棄権となってしまった。

次のマラソンシーズンは、今年の晩秋だが、それまでにはひざを直し、マラソンを走れるように鍛えたいものだ。

河津桜が満開

マラソンに参加するため、大会の直前までトレーニングをしてきた。

2月13日、レインボーブリッジを渡ってお台場まで往復した。

歩くのと同じほどのゆっくりしたペースでレインボーを渡り終えると、橋のたもとに植えられている河津桜が目に入った。

すでに満開になっていた。

海浜公園の春

今年も立春を過ぎてから、各地で真冬の寒さが続いている。

今月中旬にかけて、日本海側の各地で大雪となり、特に山陰では記録的な積雪を記録している。

しかしそうした中にあっても、春は着実に近づいてきているは、この写真を見ればよくわかる。

皇居東御苑・二の丸庭園

16日には、皇居東御苑に春を探しに訪れた。

二の丸庭園は、まだ冬の色合いだった。

宮内庁のまとめによれば、去年・2016年の東御苑の入園者は、過去最高の145万人余りに上る。

週5日開園だから、1日当たりの訪問者は約5、600人。

このうち外国人の割合は、4割にも上るという。

ここ二の丸庭園はは6月になると、花菖蒲が見事な花をつけ、たくさんの人で賑わうが、この日は人影はまばらだった。

梅林坂の梅

二の丸庭園の近くの梅林まで足を延ばした。

ここは私が、東御苑の中でも最も気に入っている場所の一つだ。
その名も「梅林坂」という。

今は五分程度の開花で、あと1週間もたてば満開になるだろう。
そうすれば、素晴らしい写真を撮ることができそうだ。

ここでも外国人の姿が目立ったが、日本の花木の美しさを理解し、楽しんでもらいたいなと思った。

メジロかな

梅の花の中に、小鳥の鳴き声が聞こえたので探してみた。

メジロが、ウメの花の中に首を突っ込んで蜜を吸っては、花を渡り歩いていた。

花びらを揺らし、チチチッと泣きながら次の花に移っていく。

「花より団子」に夢中のメジロ、
その姿を、また来週、見に来よう。





2017年1月のスナップ写真から

台場の河津桜

1月19日、大寒を翌日に控え、一年でも一番寒いころだ。

お台場の第三台場まで走った帰り道、レインボーブリッジのすぐ下のところの木に花が咲いているのに気が付いた。

河津桜のプレート

早咲きで知られる「河津桜」だった。

お台場を築造してから150年を記念して植樹されたもの。

伊豆韮山の代官・江川太郎左衛門英龍が、台場の築造を手掛けた縁による。

開花の発表があるレベルの咲き方

十輪以上は優に咲いているから、「開花宣言」を出してもよい状態になっている。

春は着実に近づいてきている。

鷹匠イベントの看板

こちらは、正月二日の浜離宮の入り口前。

浜離宮では、将軍家の庭として鷹狩りなどが行われた歴史があることから、鷹匠の技能を今に伝える人によるイベントが計画されていたが、鳥インフルエンザが各地で確認されていることから中止になった。

先日のNスペ「ウイルス大感染時代~忍び寄るパンデミック」によると、

近い将来、鳥インフルエンザウイルスがヒトからヒトに爆発的に感染する「パンデミック」が確実に起こると伝えていた。

鳥インフルエンザウイルスの増殖に適した温度は42度Cで、今のところは体温が36度のヒトには感染しにくい。

ところが体温が39度の豚が鳥インフルエンザに感染すると、豚の体内でヒトにも感染しやすいウイルスに変容する恐れがあるのだという。

専門家は「それは時間の問題だ」と語っていた。

いざ、そんな時を迎える前に、個人も社会もそれなりの準備と心構えが必要なのだとおもう。

箱根駅伝を真上から見る

これは正月恒例の箱根駅伝の一コマ。

これまでも、間近に走る選手の姿を何十年も見てきた。

今年は趣向を変えて、「ほぼ真上から」走る姿を写真をとってみた。

これは復路の最終・10区、早稲田の選手。

後ろに蹴りだした足が、これほどまっすぐ後ろに伸びていたとは、これまで全く気がつかなかった。

だから前への推進力となって、「1キロ3分」という私では絶対に走ることのできない凄いタイムで走れるのだと納得した。

ラーメンの名店のにぎわい

次は、築地の場外市場の写真。

去年11月に築地が豊洲に移転していたら、場外市場はこんなににぎわっていだたろうか。

ラーメンの人気店「井上」の前には長い列ができていた。

築地らしい飲み屋さん

こちらは、市場の周辺で見かけた飲み屋さんの看板。

毎朝、夜が明ける前から仕事がはじまる築地らしいお店の一つだろう。

市場は、仕事の開始も早ければ、終える時間も早い。

この日も、店の中をちらりと見ると、数人のお客さんが見えた。

築地市場が、もし去年秋に移転していたら、こんなふうに賑わっていたかはわからない。

とかく世の中は自分の期待どおりにはならないもの。

そして、アメリカでは新しい大統領の誕生。

一つ大きな不確定要素が加わって、今年はどんな年になるのか、誰にもわからない。

平穏な都市であることを願うばかりだが、さてどうなることやら。

2016 師走を走る

公園通りのイルミネーション

12月になると、都内の各地で様々なイルミネーションが輝き始める。

渋谷の公園通り一帯では、深い青を基調としたイルミネーションが、街を照らしている。

渋谷公会堂から代々木公園を結ぶ通りは、見物客であふれていた。

ちょうど今日・12月10日はノーベル賞の授賞式、日本の大隅良典さんがその栄誉を受けている日だ。

この青色は、ちょうど2年前の2014年にノーベル賞を受賞した3人の日本人研究者がこの世に送り出した「青色ダイオード」によるものなのだろう。

そんなふうに思って、闇の中に浮かぶ幻想的な光をカメラに収めた。

築地の場外市場

こちらは、築地の場外市場。

まだ正月準備には早い時期だが、歩くのもままならないほどの混雑ぶり。

近くによると外国語が聞こえてくる。

板いっぱいに盛られたウニをおいしそうに食べる中国人女性、スティックに刺した卵焼きをほうばる白人カップルなどが目についた。

築地河岸

場外市場は、築地市場が豊洲に移転しても、この地から移転することはない。

以前駐車場などがあった場所に、築地の仲卸が60店舗ほど入った「築地魚河岸」ができて営業を始めている。

この写真は、築地魚河岸の2棟の建物をつなぐ渡り廊下の上から撮ったもの、画面左側に「海幸橋棟」が見える。

主にプロを相手にする店舗とのことだが、豊洲への移転がストップした現在は、一般客の姿が目立っていた。

お台場海浜公園

こちらは、お台場海浜公園。

毎年12月になると、このあたりには種付けした海苔網が張られる。

区立小学校5年生の野外観察としておこなわれているのだが、今年はまだそんな様子は見られない。

その代わり、何か看板が立っている。望遠で写真を撮ってみた。

あさりを育てている

「アサリを増やしておもてなし」

プランクトンを食べて海水をきれいにするアサリを増やすため、マットを敷いているという。

いったいどれほどの効果があるのか、気になるところだが、なんとしてもいい結果につながってほしい。

なお、学校のホームページを調べると、今年もまもなく、海苔の張り込み作業を行うとのことだった。

船揚げ場の建設中

お台場の観光遊覧船の船着き場の近くで、こんな看板を見かけた。

水陸両用バスの船揚げ場を作っているという。

以前、東京港内で、水陸両用バスが運行したとのニュースを見た覚えがあるが、現在は定期運航はないようだ。

水陸両用バス

江東区の小名木川と旧中川の合流点あたりを航行する水陸両用バス。

亀戸を起点に定期運航している。

バスの前方に見えるのが船揚げ場。

これがないと、水陸を行き来できない。

船揚げ場の場所

船揚げ場の建設場所は、こんなところ。

レインボーブリッジを前方に臨み、目の前には防波堤もある。

東京港内をレインボーブリッジから見る

レインボーブリッジを走っているとき、東京港内を悠然と進む遊覧船の「安宅丸」を見かけた。

江戸時代の将軍の乗る御座船をイメージした船で、日の出桟橋を起点に運航している。

近い将来、東京港を航行する水陸両用バスを、こんなふうにレインボーブリッジから眺めるようになるのだろうか。

このように世の中は、少しずつその姿を変えてゆく。

あと3週間で、また新しい年だ。

 

有明を走っていて見かけた「標識」

有明アリーナ建設予定地

今年はひざの故障でフルマラソンは一回も走れなかった。
まだひざの痛みは続くが、来年2月の京都マラソンにエントリーしたら当選してしまった。

「なんとしても走れるようにしなければ」と、少しづつ走り始めている。

11月3日、お台場周辺を走っていると、こんな標識を見かけた。

2020年の東京5輪で、バレーボールの決勝戦を行う予定で計画が進む「有明アリーナ」の建築予定地に建っていた。

有明アリーナ完成図

これが、完成予想図。

建設費の高騰のため、ボート会場などと共に、見直しが進められている。

建築主として名前が書かれているのは、小池百合子都知事。

木遣橋から見る

運河をまたぐ木遣り橋の上から、建設予定地を見てみる。

工事は全く手つかず、基礎工事も全く行われていないようだ。

今年1月に、総工費は約360億円、施工業者も決まっている。

ところが、オリンピックにかかる予算が当初考えられていたものより、大幅にアップする中で、見直しすることになり関係者の間で協議が行われている。

新設せずに、既設の横浜アリーナを活用するとの案もある。

ということで、標識には来年3月着工予定と書いてあったが、現地は、セイタカアワダチソウが敷地いっぱいに繁茂しするだけで、人の姿は全く見えない。

橋の先には豊洲市場

木遣り橋から反対車線の先を見ると、豊洲新市場の建物が見えた。

こちらも当初は11月7日の移転だったものが、盛り土騒動でオープンのメドは全くたっていない。

ウェイクボードの愛好者が

運河に目をやるとウェイクボードの愛好家が、練習をしていた。

静かな有明地区で、ボートのエンジン音だけが響いていた。

お台場海浜公園

こちらはお台場海浜公園。

ウェイクボードは五輪の新種目に採用されなかったが、お台場では新種目のスポーツクライミングや、スケートボードが行われる予定になっている。

また、トライアスロンと水泳10キロ競技もお台場での開催が、今のところ予定されている。

水泳に関して言うと、実はお台場海浜公園では、夏場の海水浴シーズンに海の中に入って顔を水につけることができない。

水質に問題があるからだ。

数年前から、水質改善に取り組んでは来ていたが、まだまだそんな段階にある。

競技関係者の中には、水質改善が早急に必要と語る声もあると聞く。

今問題になっている新しい五輪会場の建設について、各競技団体は、

後世への遺産として、ぜひ新しい施設の建設を進めてほしいというのが基本的なスタンスのようだ。

確かに、昭和39年の東京五輪で建設された丹下健三設計の「代々木体育館」のように、見事な遺産として、今に残る建物もある。

しかし私個人としては、立派な建物よりも、東京湾の水に顔をつけることができるような環境改善こそ最も優先順位が高いのではないかと思っている。

こちらもそんな簡単に解決するわけではなく、費用も莫大にかかることだろう。

しかし、それこそが未来へ残す遺産として、今、最も大切なものではないかと思うのだが。

どんなものだろうか。

「2年前の現場写真」~問題の豊洲市場

レインボーから見た豊洲市場①

膝の具合が相変わらず万全ではなく、さらに雑用に追われて、全くと言っていいほど走る暇がない。

ブログも1か月更新しないと、先頭ページにCMが入ってしまう。

さて、どうやってブログ更新しようかと考えていたら、「豊洲移転問題」が大きな問題となり、連日テレビ・ラジオで大きく報道されている。

この日の来ることを予想していたわけではないが、お台場・豊洲は私のジョギングコースだったことから、建設中の現場の写真をたくさん撮っていることを思い出した。

今回は、そんな写真の中から、一部この問題にかかわる興味深い写真を見ていただこうと思う。

これは、ランニングでお台場に向かう途中、レインボーブリッジから、建設中の豊洲市場を撮ったもの。
撮影日時は2014年3月10日。

写真左側には東京港の竹芝桟橋などがあり、レインボーブリッジから見ると豊洲市場は、東京港の中に新しく造成されようとする新開地のようだ。

アップで見る豊洲市場

これは、同じ写真から、現場をトリミングしたもの。

問題の土壌改良のための工事が始まって間もなくの写真だ。

配置図

これは豊洲市場の建物の配置図。

この日、地図の左側に見える道路から、ゆりかもめの「市場前駅」の方向に走った。

次の写真は、地図で「水産物仲卸場棟」と書いてあるあたりを撮影したもの。

水産仲卸場予定地

鉄板で区切られた中を、かなり深く掘り込んでいるのがわかる。

画面上部には、東京タワー、そしてその右側に晴海にフェリーターミナルの建物が見える。

あの付近は、2020東京オリンピックの選手村が予定されているところだ。

工事の写真をもう一枚見てみよう。

地下空間を作っている?

鉄板で区切られた中は、かなり深い。

深さ 4~5メートルはありそうだった。

ニュースで見た地下空間は、こうして作ったのかなと思わせる。

もしそうだとすると、ここは盛り土をせずにコンクリートで固めたところになる。

今のところの焦点は、盛り土をしなかったことの影響はどうなのか、それに対する対応はどうあるべきなのかという点にある。

「食の安全」という命にかかわる問題だけに、早急に対応策をまとめ、処置しなければならない。

そしてもう一つ、同時に進めなくてはならないことがある。環状2号線への対策だ。

環状2号線延伸図

これは環状2号線の地図。

虎ノ門ヒルズから新橋駅の南を通り築地から有明へと通じる道で、東京オリンピックの際には、並行して走る晴海通りと共に中心的な役割が期待されている。

問題は、この道のために新たに架橋された「築地大橋」周辺の工事がどうなるかという点にある。

豊洲大橋

この写真は、「水産仲卸場棟」建設予定地から豊洲大橋を撮影したもの。

豊洲大橋は、建物配置図でもわかるように豊洲市場に入る直前の橋で、すでに完成している。

築地大橋

そして、こちらは築地大橋。

隅田川の一番下流に位置する橋で、この写真は隣の勝鬨橋の下から撮ったもの。

すでに橋の塗装工事なども終わっている。

ところがこの橋を渡るには、築地市場を通らなければならない。

新橋から築地市場の地下へ

この写真は、新橋から浜離宮の前を通って築地市場に向かう道路で撮ったたもの。

2014年3月11日の撮影だ。

前方に築地市場の青果門が見える。

道なりに行くと、この先、左手に朝日新聞本社屋、築地がんセンターの建物などが並んでいる。

実はこの写真は、この道路の下で行われていたトンネル工事を記録したもので、写真右手の築地市場の下を掘り進んでいるとの看板が出ていた。

築地大橋は、その先にかかっているのだ。

もう一度前の写真を見ていただきたい。

築地大橋を渡るには、築地市場下のトンネルを通り、橋の前で地上に出るための道路工事が必要になる。

その工事は築地市場の中で行わなくてはならない。

つまり、築地市場の移転が進まなければ、その工事も進まない。

問題が紛糾して長引くと、環状2号線の工事にもかかわってくる。

果たしてこうした問題に、東京都と関係者はどんな知恵を持って対応するのか。

情報を正しく伝えてこなかった行政のツケは、大きい。

プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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