いよいよ、2年ぶりのフルマラソン
膝の痛みから、フルマラソンを走れなくなって丸2年。
なんとしても、もう一度フルを走りたいと、ウォーキングからはじめて、少しずつ走る距離を伸ばしてきた。
でも、まだ20キロは走れていない。
9月18日、朝4時台に起床。
隅田川までの往復を走った帰り道、浜離宮の横を走っていると、その日の早朝通過した台風18号の強風に、銀杏の実がたくさん落ちていた。
翌日も同じコースを走り、まだ銀杏の実が落ちていたので、「早起きは三文の徳」と思いながら、わずかながら拾って帰った。
2日後、お台場・有明地区の体操競技会場の建設予定地の横を通った。
着工は今年の11月とのことで、まだ工事は始まっていなかった。
お台場と都心を結ぶ環状2号線の進捗は、当初予定よりかなり遅れているので、多少気になった。
10月4日、お台場海浜公園。
海岸の砂浜沿いを走っていると、こんな看板が立っていた。
今年も、この付近を会場にトライアスロンの大会が開かれるという案内だった。
東京五輪でも、この付近の海を会場に水泳とトライアスロンの競技が予定されている。
ところが、つい先日、この付近の海の水質について、環境面で問題があるとする調査結果が報告された。
競技団体の決めた基準値を、満たしていないというのだ。
数年前に、この地で行われた水質改善の取り組みについて、このブログで紹介したが、その時も大きな改善効果は見られなかった。
水質改善は、それほど簡単ではないはずだから、早急に対策を講じなけれは、オリンピックへの影響は避けられない。
オリンピックへの対策も急がれるが、しかしその前に、この大会をこの場所で開いて安全なのかどうか、それ以上に気になった。
そんなふうになじみのコースを走っているうち、ついに「新潟マラソン」が近づいてきた。
2年ぶりに挑戦するフルマラソンだ。
膝の痛みはまだ少し残り、完全とはいかない。
しかし、宿も早いうちから予約しているし、JRの切符も購入している。
3年連続で、大会を棄権するわけにはいかない。
いけるところまで走ろうと、フルにチャレンジする腹を固めた。
42.195キロは、地図で見ても長い。
この小さなスペースでは、そのコースを詳しく紹介することはできない。
もちろん走れば、42.195キロという距離は体調が万全でも、それなりに長い。
だから、この膝の具合で走り切れるのか、とても不安になる。
しかし無理はしない。そう心に決めて、スタート地点に立つことに決めた。
無理をしないというのは、来年2月の東京マラソンに当選したからだ。
東京マラソンは、幸運にも第一回大会を走ることができたが、フィニッシュが東京駅前に変わった新しいコースもいつかは走ってみたいと思っていた。
もう古希を迎えて、今後それほど大会に参加できる機会もないだろうから、ぜひ完走を目指したいと思っている。
なんとか、新潟マラソンを復活のきっかけにして東京マラソンに臨みたいと思ってはいるが、
さて、どうなりますやら。