近くの花の名所を走る

亀戸天満宮

春も近づき、梅の咲き具合を見に、亀戸天満宮まで走った。

入り口には「東宰府天満宮」と書いてある。調べると「東の大宰府」という意味だという。

「花の天神様」との文字に心惹かれる。

本殿前の紅梅・白梅

3月4日、本殿前の白梅は満開だったが、紅梅はまだ花の色も不十分。

同じ日、ニュースで紹介された湯島天神の梅と比べると、こちらの方が開花は遅れている印象だった。

塩原太助の灯篭

境内には、落語、講談、歌舞伎などでおなじみの「塩原太助」が奉納した灯籠がある。

塩原太助は江戸時代の豪商、木炭の粉に海藻を混ぜ固めた炭団を発明し、財を成したとウィキペディアに書いてある。

以前、両国近辺を走っていた際「塩原橋」に出会ったが、それは塩原太助に由来するとの説明があったことを思い出した。

灯籠近くにある梅の花も、まだまばらに咲いている様子だったが、ロウバイの黄色い花が春の訪れを告げていた。

太鼓橋

初夏、藤の花が満開になると、絵のように美しい太鼓橋。

今はまだ、華やかな色に乏しい。

隅田川左岸

こちらも、江戸時代から桜の名所として知られた隅田川沿いの道、

桜橋と言問橋の間の左岸を走っていると、菜の花が咲いていた。

鬼平情景「大川の隠居」

菜の花の近くに、こんな案内板が立っている。

「鬼平情景~みめぐりの土手」。

鬼平犯科帳の「大川の隠居」にこのあたりが登場するという。

「みめぐり」とは「三囲(みめぐり)神社」のことで、対岸から鳥居の上部だけが見えることで隅田川名所の一つだったという。

「大川の隠居」とはいったいどんな話か、ネットで調べてみた。

この話には「捕り物」はなく、犯科帳としては異色の作品だが、シリーズの中でも一番の作品だと評価する声もある。

「大川の隠居」とは、隅田川に住みつく巨大な鯉のことだが、鯉がこの話の主人公ではない。

話の中心はかつて盗人の老船頭、その役を大滝秀治が演じたテレビ番組を、検索して見ることもできた。

案内板の最後にはこんなふうに書かれている。

「平蔵が亡父遺愛の銀煙管に煙草を詰めるところで 実に小気味のよい結末となります」

一体どんな話なのだろうと思わせる、実にうまい書き方だ。

そして池波正太郎の描く作品世界に足を踏み入れると、江戸時代の大川端が目の前に浮かんでくるようにも思える。

隅田川近辺には、この他にもいくつか「鬼平情景」の立札が立っている。

池波正太郎の作品を上手に使ったユニークな歴史案内だと感心している。

隅田川左岸

江戸時代から桜の名所だった隅田川。

画面左に見える橋は「桜橋」。

花の頃は、隅田川両岸のサクラを愛でる人たちで賑わう。

今年も3月末の開花予想だが、果たしてどうなるだろう。

小松川千本桜、河津桜

こちらは、最近よく走る荒川の土手。

桜の名所の「小松川千本桜」、都営新宿線・大島駅から近い所にある。

バーベキュー場も、先ごろオープンになったが、まだ来場者を見かけたことはない。

だが、いつの間にか、河津桜が満開になっていた。

手前に見えるスイセンは、そろそろ花期も終わりに近づいてきている。

本格的な春も、もう間近。

「小松川千本桜」が本当に楽しみだ。
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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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