桜の季節も終わり

愛宕神社

今年の都心の桜は、ほぼ終わった感がある。

3月25日の開花から8日たった4月2日、港区の愛宕神社に行くと、新緑が目につくようになっていた。

落花の池の鯉

愛宕山の上にある池では、水面が桜の花びらでおおわれてしまい、鯉たちが息苦しいのではないかとも思えるほどだった。

浜離宮

4月3日には、浜離宮の桜をのぞいてみた。

桜の本数はそれほど多くないが、まわりの高層ビルと桜とのコントラストがとても印象的。

特にこの桜は、枝の形が少し変わっていて面白い。

個性的な桜

この日は、外国人が日本人よりも多いほどで、熱心に写真を撮っていた。

外国の人たちは、満開の桜を体験して、一体どんなことを思っているのだろう。

満開の桜の華やかさ、散る時のはかなさと潔さ、

日本人がそこに人生を見る気持ちを理解してくれるだろうか。

桜クルーズ

中央区月島の運河で花見の観光船と出会った。

見えている橋は、4月に架け替えられたばかりの西仲橋。

写真左手に進むと、もんじゃ焼きの店がずらりと軒を並べる観光スポットだ。

近年、こうした花見の観光船が増えているようで、花見の名所・目黒川でも見かけた。

石川島の桜

この写真は、隅田川の中州を埋め立てて造られた石川島・佃島・月島を、永代橋の上から写したもの。

巨大な高層マンションの根元に、桜並木のピンク色が見える。

滝廉太郎の名曲「花」の風景とは全く違う「隅田川の桜の景色」だ。

第三台場

これはレインボーブリッジから撮影した、第三台場の「オオシマザクラ」。

木の根元に、花見客の用意したものだろうか、何か荷物が見えた。

オオシマザクラ

走って、桜の所へ行ってみた。

雨が降り出していて、荷物を手に引き上げていく人と、途中ですれ違った。

桜の下に人影はなく、雨も激しくなったので、早々に引き上げたのだろう。

突然雷鳴が

帰る途中、再びレインボーブリッジから第三台場を見ると、上空に黒い雲が広がっている。

時々、稲妻がひかり、雷鳴も轟いている。

まさに、「花に嵐」の光景だった。


井伏鱒二の名訳「花に嵐のたとえもあるさ、さよならだけが人生だ」を思い出す。



人生では、起きないでほしいと思っていることが度々起きる。

というより、人生はいやなこと、煩わしいことばかりかもしれない。

そうして人生の日々は過ぎて行ってしまうのだろう。


それだからこそ、小さな喜びであっても、その喜びを大切にして、生きてゆかなければ

毎年、桜を見るたびに思うことだ。
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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