東京マラソンを楽しんだ人たち①

先頭集団通過

東京マラソンも今年で8回目を迎えた。

今年のフルマラソンの参加人数は3万5千5百人。

車いすから5分遅れて9時10分に都庁前をスタートした。

写真の地点は、増上寺から少し品川方面に走った芝園橋付近。
スタート地点からおよそ13キロのところ、40分足らずでやってきた先頭集団は外国勢の姿が目立つ。

結果は男子の日本人トップは8位で、1位との差は2分27秒と、少し残念な結果となった。

しかし、今年も市民ランナーたちが、様々なパフォーマンスで大会を盛り上げ、沿道で観戦していてとても楽しい大会だった。

そこで今年も、ランナーたちの楽しそうな様子を2回に分けてご紹介したいと思う。

仮装風の服装第一号

先頭集団が通過して暫く、持ちタイムが速いアスリートランナーたちがぱらぱらと通過してゆく。

その中で、最初の仮装風の衣装のランナーがこの人だった。

ゼッケンはAがついているから、かなり力のあるランナーのはず。

まだ、道路はガラガラのころだ。

以下、ランナーたちの楽しいパフォーマンスを、通過順にご紹介したい。

実は大会の前に、仮装に関する規定を大会を調べたのだが、次のようになものはダメと書かれていた。

1. 他の競技者を傷つけたり、転倒したりする原因となる恐れがあるなど、他のランナーに対して危険と思われる服装や携行品(例)

・剣や棒、甲冑、リベットを打ちつけた服など、接触により他のランナーを傷つける恐れのある服装、着ぐるみなど
・のぼりや旗など、長いものや大きいものを持つこと
・裾の長いスカートや着物など、転倒の恐れが高いもの
・複数のランナーが連なるなど、他のランナーの進路を妨害する可能性の高いもの

2. 他のランナーや観戦者を不快にさせるなど、スポーツ大会にふさわしくない服装
(例) 
・裸あるいはそれに近い下着姿
・裸を連想させるようなコスチューム

3. 政治的、宗教上の主張をPRするものや広告宣伝等を目的とした服装

これでは、去年とても印象的だった「十字架を背負ったキリスト」などのユニークな仮装を、今年は見ることができなくなるのではないかと、少々心配していた。

今年もキリストは走った

しかし、今年も高倍率の抽選に通り、主催者にチェックされることもなく、インパクトの強いパフォーマンスを見せてくれた。

しかも、この格好で走ったにもかかわらず、走るスピードは決して遅くない。

このランナー、ネットで調べると、ある音楽グループのボーカリストとのことで、

ネットには彼が歌う映像もアップされていた。

そして靴を履かず裸足で走るということは、このマラソンコースの道路がきれいに掃除されていることの証拠でもある。

かつてローマオリンピックで、アベベがローマの石畳を裸足で走って世界を驚かせたが、東京もそれだけ足にやさしい道路になったということなのだろう。

道路に、ガラスや金属などを捨てないように注意したいものだと思う。

河童を抱えるようにして走る

この人は、大きな河童のぬいぐるみを体の前につけて走っていた。

河童におんぶされているようにも見えるが、これは走りにくそうだ。

この人のゼッケンもAだから、かなりの持ちタイムのはずだ。

下駄の歯に注目

弁慶を思わせる扮装だが、足元をご覧いただきたい。

1本歯の高下駄を履いている。

これで42.195キロを走ろうというのだから恐れ入る。

足にフィットした運動靴でも、マラソンを走れば、血豆ができたり痛くなったりするのがふつう。

これで走ろうというのだから凄い。
相当の訓練、トレーニングを重ねなければできない技だ。

手が振れない

このランナーは段ボールに入った形で、マラソンを走る。

実際に長距離を走った方ならお分かりだと思うが、走るのに両手の振りは欠かせない。

足に力がない時は、手の振りで助けてもらう。

それなのに、この段ボールの中では、手を大きく降ることができない。

この人も段ボールの中でそれなりのご苦労があったはず。
でも、これだけ目立てば本望でしょう。

サーフボードを手に持って

サーフボードを抱えて走っている人もいた。

この写真では分かりずらいが、上半身は裸だ。
この人も目立った。

仮装の規定からすると、違反のような気もするが、しっかりとした足取りで走っていった。

台湾から参加

こちらは、大きな仏像風の仮装。胸にかけたタスキには「真武山 受玄宮」という字が見える。

調べると台湾の新北市にある寺院の名前のようだ。

このぬいぐるみが一体なんであるのか、翻訳ツールを使ってみたがよくわからなかった。

ただ、ネットには、台湾でこのぬいぐるみを着て練習している様子の映像がアップされていた。

東京マラソンに向けて、かなり練習を積んできたことは分かった。

演奏しながら走る

このランナーもすごい。

次から次へとランナーが走って来るのを撮影中、近くの交差点から、楽器の大きな音が聞こえてきた。

実は、この人が交差点内で立ち止まって、音楽を演奏していたのだった。

多分、銀座や浅草などのポイントでも、演奏を披露したのだろうと推察する。

この楽器は、おそらくマーチング用のスーザフォンではないかと思う。

そうであれば、強化プラスチック製だから金属製のチューバより軽いはずだが・・・

とはいえ、これだけ大きいのだから持ち歩くのは大変に違いない。

楽器のデコレーションを見ても、このマラソンを楽しんでいることがよくわかる。
(その後、昨年の東京マラソンの際の私のブログを見てみると、この方を印象的なランナーとして紹介していた。今年も運よく抽選に当選してのパフォーマンス、私にとって、今年もとても印象的だったということだろう)

こうして沢山のランナーが、東京マラソンを楽しむため、

様々な工夫や苦心を重ねて、都心の道路を駆け抜けていった。

沿道観戦の私も、大いに楽しませてもらうことになった。

ランナーの皆さんには、エールを送りたい。

ゴミ収集車

ランナーが通過したあと、

棄権したランナーを収容するバスが、更にそのあとをゴミ収集車が続いた。

沿道に立つ多くのスタッフが、道路上のゴミを拾い集め、そのゴミを収容していった。

ランナーたちの姿が道路上から消えた後、道路は再び以前と変わらない綺麗なものに戻っていた。

沿道のスタッフなど多く方々の手際にも、また、エールを送るべきだろう。
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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