北陸新幹線「愛称」応募の記

北陸新幹線

この10月15日、JR九州が運行する豪華寝台列車「七つ星」が運行を開始、来年6月まで予約でいっぱいとの人気ぶりをニュースが伝えていたが、今日紹介する話もJRに関連するもの。

それは、北陸新幹線の列車の愛称に応募をしたという話だ。

北陸新幹線は、現在の長野新幹線の長野駅から北上して日本海に出、更に北陸の富山、金沢方面に延伸するルートで、2015年の春に金沢まで開業する。

これまでは「長野新幹線」という通称で呼ばれてきたが、ようやく本来の「北陸新幹線」との呼称が使われることになる。

開業を前に、新幹線の列車の愛称の募集があった。

北陸には、これまで合計で14年間も暮らした縁がある。
是非、応募しようという気になった。

北陸に暮らしていた当時、北陸新幹線が金沢まで走るのは20年後とのことだったから、ずいぶん先の話だと思っていた。

しかし、もう1年半後に迫っている。

過ぎゆく時間の速さに、それなりの感慨を感じている。

JR金沢駅

これは、今年1月に撮影したJR金沢駅。

新幹線の開業に備えて、駅も大幅に改築された。

金沢駅だけでなく、その先の福井駅も、金沢以西の開業がきまっていない中で、すでに駅舎などが新幹線仕様になっている。

さて、列車の愛称だが、応募にあたって、これまでの新幹線の列車名から「傾向と対策」を考えてみた。

私なりのまとめでは、

新幹線の愛称の文字数は、ひらがなで3~4。

3文字が多いが、2文字のものもある。

東海道・・「のぞみ」「ひかり」「こだま」

山陽、九州・・「みずほ」「さくら」「つばめ」

東北・・・「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」

上越・・・「とき」「たにがわ」

山形・・「つばさ」

秋田・・「こまち」

等々

ルート図

名前の意味で整理してみると、

新幹線のスピード感に因むものは

「ひかり」「はやて」「つばさ」など。


新幹線が走る地域に因むものとして

「こまち」「とき」「たにがわ」などがあげられる。

以上のことを踏まえて、私が考えた名前の候補は

停車駅の少ない最速タイプが「きらり」。

この名前に地域性はまるでないが、金沢で暮らしていた平成4年当時、NHKの朝ドラに「ひらり」という番組があった。

そのタイトルとよく似ているし、スピード感もある。

そこで、もう一つ考えた「きらめき」という対立候補を抑えて、「きらり」を応募したのだった。

親不知付近

ここは、新潟県の親不知付近。

昔から知られた難所で、富山県との境に近い。


地域性を重視して考えた列車名の候補は、以下の3つだった。

「みやび」・・これは加賀百万石をイメージしたもの。

「ありそ」・・「奥の細道」の道中で、芭蕉が富山県内で詠んだ「早稲の香や 分け入る右は 有磯海」からとってみた。

芭蕉が富山県内で詠んだただ一つの句だ。

「こし」・・・高志=越、つまり琵琶湖の先を意味する言葉から、北陸をイメージする言葉だと思った。

いずれも、新幹線の売り物であるスピード感がないのが欠点だが、各駅停車の列車なら、こんな命名もいいのかもと思ったのだ。

そして、この3つの中から私が実際に応募した名前は、「みやび」と「ありそ」だった。

富山市付近

そして10月10日に「愛称」が発表された。

その結果、東京~金沢間の、停車駅の少ないタイプが「かがやき」。

理由は、「スピード感があり、未来を感じさせる」。

私の考えた「きらり」「きらめき」と言葉の雰囲気は似ていて、惜しいという感じだが、残念ながら落選となってしまった。

そして、多くの駅に停車する列車の愛称は「はくたか」と決まった。

こちらの選考理由は、「最も応募数が多かったほか、かつて上野~金沢間の特急の名称でもあった」とのことだ。

なお、富山~金沢往復型の愛称は「つるぎ」、

東京~長野間の列車については「あさま」を継続するという。

ということで、私の応募した愛称は、すべて落選。

私の北陸への思いが届くことはなかった。

なお、新幹線の北陸への延伸で、東京~金沢の所要時間は2時間28分と3時間を切ることになる。

所要時間が3時間を切ると、乗客は飛行機の利用から列車に移るといわれている。

開業すれば観光や旅客輸送など様々なところで、大きな変化が起きてくるのだろう。


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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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