港区東麻布の「かかしまつり」

東麻布

港区東麻布で「かかしまつり」が開かれた。

今年で39回を数えるから、今ではすっかり恒例行事となっている。

この写真は、赤羽橋交差点から飯倉の方を写している。

右手に東京タワー、真ん中の道路は国道一号線。

画面で、一号線の左手の地域が東麻布になる。

入り口に大きな案山子

10月5日昼過ぎ、東麻布商店会のある「麻布いーすと通り」の入り口では、LEDライトで飾られた大きなカカシの設置作業が行われていた。

日曜日までの2日間、歩行者天国にして「かかしまつり」が開かれる。

舗道にも案山子

舗道には、カカシをデザインしたプレートが埋め込まれていた。

秋になると「かかしコンクール」は全国各地で開かれていて、特に山形県の上山市で開かれている「上山 全国かかしコンクール」がよく知られている。

大体は農業地域で開かれることが多いようだ。

だが、東京都内でも開くところがある。

江東区では「深川かかしコンクール」が開かれているが、今年で16回目なのに対して、こちら東麻布では今年で39回を数える。

かかしコンクール

ここは「かかしコンクール」の展示場。

「何故、ここ麻布で”かかし祭り”なのですか?」と祭りの本部で尋ねてみた。

年配の方が

「昔、このあたりには地方出身者が多く暮らしていたので、カカシを見て故郷のことを思い出してもらおうとはじまった」と答えてくれた。

更に、東麻布の小学校と山形県舟形町の小学校とは、以前から交流が続いているが、それは、舟形町出身者がこの町に暮らしていたことから生まれた縁だと教えてくれた。

縄文の女神

そんなことから、毎年このまつりには、舟形町の人がやってきて、「芋煮」や物産を売る店を出している。

店には、舟形町で発掘された土偶「縄文の女神」が飾られていた。

女性の全身立像で実物は高さ45センチだが、

この像は、5倍の225センチにに拡大してある。

平成24年、国宝に指定された。

ニュースを題材に

コンクールに出品された作品は、ニュースに題材をとったものが多かった。

東京オリンピック決定、海女ちゃん、”今でしょ”の林先生、等々。

地元キャラクター

最近の「ゆるキャラ」ブームを反映してか、地元で生まれたキャラクターもあった。

「消防署」、「学童クラブ」のマスコットキャラクターだ。

家族連れでにぎわう会場

日曜日の夜、会場は親子連れなどで、かなりの混みようだった。

この祭りが始まった昭和50年当時と比べると、街並みは大きく変わっている。

しかしそれ以上に変わったと思われるのは、訪れる人。

故郷を懐かしがる旧世代の人よりも、この街で生まれただろう新世代の人が多いようだ。

都心のカカシ

商店街の入り口に立つ、LEDのカカシ。

かかしに郷愁を感じる世代が減ってゆく中、

都会の子供たちにとって、このまつりはどんな祭りなのだろう。

ひょっとすると、ニュースに題材をとった「ゆるキャラ祭り」とでも思っているのかもしれない。




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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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