東京環状2号線を走る

道路地図

東京都のホームページに載っている「東京都市計画道路・環状2号線」に関する道路地図。

説明によれば、

起点は、江東区有明2丁目、終点は千代田区神田佐久間町1丁目、
総延長13.95キロ、標準幅員40m。

このうち虎ノ門から江東区の豊洲大橋までが未開通区間(平成5年に、新橋から有明までの延伸が決定)と書かれている。

つまり、現在工事が行われている区間は環状線ではなく、虎ノ門から新橋を経て有明までほぼ直線的に伸びる道路部分ということになる。

私は、現在工事が行われている虎ノ門~新橋間の工事が完成すると、環状2号が完成するのかと思っていたが、どうもそうではないらしい。

現在の外堀通りを経由することで、環状2号線は新橋から神田までつながっているから、今行われている工事は、あくまでも環状2号と湾岸道路を結ぶもののようだ。

新橋~佐久間町

これが、現在の環状2号線。

外堀通りを、新橋の土橋から北上、東京駅前を通り、昌平橋に至ることで環状道路は完結している。

この環状道路のうち、虎ノ門の特許庁前から道路が南に分岐し、有明に向かう道路が現在建設されていることになる。

思い込みで走ったコース

これが、今回私が「環状2号線」を走ったコース。

但し、新橋から神田までは、環状2号より一つ外側を通る「昭和通り」を走っている。

というのは、環状2号線は新橋から昭和通を北上して神田佐久間町に至る路線と、私が思い込んでいたからだ。

秋葉原の線路下

ということで、この日は、新橋から北上し、昭和通りを秋葉原駅の手前で左折、昌平橋のほうに向かう。

このJRの架道橋は、「佐久間架道橋」と書かれていた。

これから、新橋に向けて、反時計回りで走ってゆく。

湯島聖堂

更に進むと、右手に湯島聖堂が見えてきた。

徳川幕府の学問所「昌平黌」が置かれたところだ。

御茶ノ水駅も近く、左手には神田川が流れている。

神田川沿い

上り坂を走り、ふと川面を覗くと、はるか下に遊覧船が見えた。

沢山のお客をのせて、神田川を上って行った。

こんな若者も

暫くすると、水上オートバイに乗った若者たちが、白波を蹴立てて川を上って行った。

外堀沿いを走る

この後は、水道橋、飯田橋、市谷、四ツ谷、ずっと外堀に沿って走ることになる。

これは飯田橋近くの外堀で見かけた看板。

1918年(大正7)創業のボート場が今も営業を続けている。

水質浄化活動を続けてきた結果、2009年には、この堀で蛍が生まれるまでになったと書いてあった。

迎賓館

四ッ谷を過ぎて赤坂見附に向かう。

右手に迎賓館が見えてくる。

都心ながら、この付近の交通量は多くはなく、いつ来ても閑静な環境だ。

赤坂見附交差点

紀国坂を下り、赤坂見附の交差点に。

かつて高速道路の向こうに建っていた赤坂プリンスの姿は今はなく、心なしか空が明るい。

特許庁前

総理官邸を過ぎ、溜池を過ぎると特許庁前に来る。

虎の門病院の前を右に入る道路のところまで来ると、建設中の虎ノ門ヒルズが見えてくる。

建物の中を道路が走る

近くに行くと、驚くほど大きな建物だ。

建物の中を道路が走ることになっている。

このように、道路の上下の空間に建物を建てたり、道路と一体構造の建物を建築可能とする制度を「立体道路制度」と言って、1989年に法律が作られた。

このことで、道路管理者は、道路区域の部分だけを取得すればよく、土地を取得しなくてもよくなった。

一方、道路建設予定地で暮らす人たちは、道路上の建物に入居することで生活が継続できるようになった。

そして、これまでの土地権利者が再開発ビルの床を対価として取得する以上の床が生まれた場合、その部分を分譲したり賃貸したりすることが出来るようになった。

これで事業費をまかなうことで、土地取得費用が大幅に減少したのだという。

北海道に襟裳岬という有名な岬がある。

島倉千代子さん、森進一さんの歌った名曲でよく知られているが、その襟裳岬に通じる道路は、昔「黄金道路」と呼ばれていた。

難工事で建設費が嵩んだことから、そのように呼ばれていた。

この環状2号の虎ノ門~新橋区間は、都心の一等地だけに、はるかに巨額の建設費がかかると思っていたのだが、この制度のために大幅に抑えることができたという。

この先は有明に通じる道

新橋近くの、第一京浜と環状2号の工事個所が交差するところ。

前方に見えるJRの線路をくぐると汐留、更に進むと築地市場、そして有明の湾岸道路へと続く。

2020年の東京オリンピックに向けて、この先の道路周辺は、間違いなく、驚くほどの変貌を遂げてゆくはずだ。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
スポンサードリンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR