佃煮のふるさと 残る3軒の老舗

佃煮のふるさと、佃島。
隅田川に架かる橋のうち、河口から上流に向かって二番目の佃大橋の東側にあたる地域だ。
佃大橋
佃大橋は、東京マラソンのコースでもある。スタートから30キロ過ぎぐらいのところだ。
画面左手は銀座方向、右手が豊洲からゴールの晴海の方向。
マラソンでは、この辺りからが力の出しどころになる。

渡船跡
隅田川のたもとに残る渡船の碑。
説明板によると「昭和30年7月には1日70往復していたが、昭和39年8月の佃大橋の完成で廃止された」とある。
東京オリンピックの直前の頃だ。

この碑の近くに、3軒の老舗佃煮屋さんが残っている。創業年はいずれも1800年代。
天安
古い順に、天保8年(1837)創業の「天安」、元祖の文字が見える。
池波正太郎の小説に出てきそうなたたずまいだ。

佃源
その右隣り、天保14年(1843)の本家「佃源 田中屋」。

丸久
安政6年(1859)の「丸久」。ここは平成21年に建て替えたため、現代的なたたずまいだ。 


この辺りは私のお気に入りのジョギングコース。
この付近に来ると、いつも醤油を煮詰めた香りが漂ってくる。

懐かしい香りと風景だ。

ただ、この辺りは決して人通りは多くない。むしろ少ないといったほうがよいだろう。
「正直、よくここで3軒の老舗が商売を続けていけるな」と思うこともある。

こうして、営業を続けていけるのは、やはり「老舗の力」なのだろう。
インターネットを見ると、この3軒の老舗のどこの味がお好みだといったブログ記事が数多い。

そうしたファンが老舗を根強く支えているのだろう。

江戸情緒を残すこのあたりの街並み、とても好きな風景だ。

盆踊り広場
そして、老舗のすぐ近くのこの通りは、毎年7月13日から15日にかけて行われる佃島の盆踊りの会場になる。
江戸時代から続く一味違う盆踊りだ。
ほかの土地では見ることのできない、ここだけに残る独特の踊りだ。

都内でも、江戸情緒を最も色濃く残す地域のひとつに違いない。

 
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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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