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ジョグ中に出会った動物たち

細岡展望台

釧路湿原から夕陽を見る名所の一つ、釧路町の細岡展望台。

真っ赤な夕陽が湿原に沈んでゆく光景は見ることができなかったが、茜色に染まった雲が美しかった。

太陽が地平線に隠れるまでの何分かの間、皆、無言でその様子を見つめていた。

キタキツネ

夕日を眺めた後、展望台から駐車場のほうに歩いて行くと、目の前にキタキツネの集団が現れた。

写真には2匹しか写っていないが、3匹いた。

何か、エサでも探すような感じでゆっくり歩いていた。

私と目が合っても、警戒する様子も感じられない。

連中とゆっくりとすれ違って、お別れした。

ベカンヘウシ湿原

釧路から根室に向かう国道沿い、厚岸町にある「別寒辺牛湿原」。

西田敏行さんの人気シリーズ「釣りバカ日誌」で、イトウを釣り上げるシーンをロケしたのは、このあたり。

車の通るすぐ近くまで湿原が迫り、たくさんの野鳥などが暮らしている。

これは、道路沿いに建つ「厚岸水鳥観察館」から撮った写真。

画面中央に、小さな饅頭のような緑が見える。

観察館にある高倍率のテレビカメラが、その緑のてっぺんから周囲を見下ろしている一羽の鳥をとらえていた。

オジロワシ

これが、そのナマ映像。

館の方に尋ねると、この鳥は「オジロワシ」だという。

今年、オジロワシのつがいに2羽のひなが生まれ、順調に成長しているという。

まだ、巣立ちはしていないということだったが、その幼鳥の姿を見ることはできなかった。

霧多布湿原

ここは、厚岸町の東隣り・浜中町の霧多布湿原。

北海道の原野を走る道路にしては珍しく、歩道が作られ、車を心配することなく散策することができる。

その名も MGロード。

Marshy Grassland(湿地の草原)から名付けたという。

片道2キロ余りの道を走りながら、湿原の風景を楽しんだ。

途中、上空から、特徴のある鳴き声が聞こえる。

肉眼ではよく見えないので、望遠にして撮影してみた。

タンチョウ

写真を確認してみると、タンチョウだった。

この湿原で暮らす「つがい」だったようだ。

自然の中に暮らす丹頂と出会うのは、動物園や公園で飼育されているタンチョウを見るより、ずっと感激する。

阿寒自転車道

釧路市から阿寒町市街まで整備されている「阿寒自転車道」。

よく整備されているし、利用する人もまばらなので、走るにはにはもってこいのコースだ。

しかし、まっすぐな道が続き単調なので、走っていて飽きるし、疲れも増す。

のどかな風景

そんな時、こうした風景を目にすると、ひと時だが元気をもらう。

白馬の親子だろう。

誠にのんびりとした、ほほえましい光景だった。

日頃、都心で走っていると、この世界には人間だけが暮らしているように思ってしまうが、こうして北海道の大自然の中にいると、人間は様々な生き物と地球上で共存していることを実感する。

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み組のかった(歌舞伎等で知られる火消しの「め組」は隣組。ともに氏神は芝・神明さんです)

Author:み組のかった(歌舞伎等で知られる火消しの「め組」は隣組。ともに氏神は芝・神明さんです)
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在は、ひざが許す限りのんびりと走りながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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