千鳥ヶ淵の「納涼の夕べ」

桜の千鳥ヶ淵

桜の名所・千鳥ヶ淵。この写真は今年の春に撮影したもの。

盆の入りの7月13日夜、この濠に灯篭を浮かべる「納涼の夕べ」が開かれると聞き、訪ねてみることにした。

会場

千鳥ヶ淵のボート乗り場付近が、「千代田区納涼の夕べ」の会場。

ジョギングで会場に着いたのは18時25分、空はまだ明るかった。

この日、灯篭を水面に流すのは、千代田区内に在住、もしくは働いている人たちなど80組。

日が暮れようとする中、参加者たちは「灯篭」を持って濠の中を漕ぎ出して行った。

80組のボートが濠に浮かぶ

19時20分、あたりはすっかり暗くなり、灯篭に火が灯された。

千代田区のホームページの案内にある

「700もの灯篭が浮かぶ幻想的な千鳥ヶ淵で、夏の夜のひと時を過ごしませんか?」という光景が、眼前に広がる。

MINEHAHA

濠の中に設けられた特設のステージでは、「CMソングの女王」といわれる歌手のミネハハさんが歌っていた。

はじめはCDを流しているのかと思っていたのだが、ステージの方に目を凝らすと、白い衣装に身を包んだミネハハさんが生で歌っているのがわかった。

「水色のワルツ」、「蘇州夜曲」、「千の風になって」

美しい歌声が、夜の闇の中を静かに広がって行った。

親子連れのボート

ボートを見ると、親子で楽しく納涼イベントを楽しんでいるといった風情。

「灯篭流し」といえば死者の霊を弔う行事だから、先祖の霊との交流という雰囲気が多少なりともあるのが普通だが、ここではそれはあまり感じられない。

夏の宵、濠に浮かぶ灯篭の灯を眺めながら、納涼コンサートを楽しむといった感じだった。

外国人

千鳥ヶ淵の沿道には、この様子をじっと眺める外国人の姿も、多く見られた。

ミネハハさんの歌声に、「生きることの喜びや愛」を感じ、イベントを楽しんでいたに違いない。

これはこれで大変結構なイベントだが、外国人の皆さんには、「昔ながらの伝統的な『灯篭流し』にも触れてもらいたいな」と思ったことだった。

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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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