都心の海岸~お台場

梅雨明けのお台場

7月6日、気象庁は「関東甲信越地方で梅雨明けしたとみられる」と発表。

平年より15日早く、1951年に統計を開始して以来4番目に早い記録とのこと。

因みに、もっとも早かったのは2001年の7月1日ということだ。

もう真夏の暑さが始まるのかと思うと、走る身としては少々「うんざり」してしまう。

お台場海浜公園では、30度を超える気温の中、中学生ぐらいの女の子たちが腰まで水につかっていた。

ここは、遊泳が禁止されているので、どうぞご注意を。

お台場レガッタ

これは先週日曜日のお台場海浜公園。

「お台場レガッタ」というイベントが開かれていた。

これは、「日ごろ目に触れる機会の少ないボート競技を、都民のいこいの場であるお台場で開催し、ボートへの理解を深めてもらおう」というもの。

初心者からボート部OBのベテランまで、130チーム、900人が参加したと大会のホームページに紹介されていた。

フォアとエイト

普通、ボートレースの距離は、2000または1000メートル、

しかし、ここは地形的にそれだけの距離をとれないので300メートルの距離で争う。

選手の年齢も様々なので、漕手の平均年齢によってハンディタイムを設定するなどしていた。

70代のクルーも

「三田漕マスターズ」「稲門艇友会」といった大学OBのクルーの名前もみえた。

そして参加名簿には、平均年齢が70歳というクルーが5組もあった。

私も大学時代、体育でボートの授業をとり、埼玉県の戸田ボートコースで、エイトのボートを漕いだ経験がある。

文字通り、エイト・・8人で漕いだのだが、

8人が全力で漕いでいると、隣の1人乗りのカヤックに、あっという間に抜き去られてしまったという残念な思い出が、ふとよみがえった。

生物調査の皆さん

こちらは、同じ日の海浜公園の一角、

東邦大学理学部の東京湾生態系研究センターのひとたちが、毎月1回の定期調査のため訪れていた。

私が行った時には潜水調査も終わり、そろそろ帰り支度をはじめようかという頃だった。

ホンビノスガイ

お願いして、この日収集した生物の一部を見せてもらった。

これは蛤に似ているが、外来生物のホンビノスという貝。

もともとは日本にはいなかったが、外国船によって運ばれ、現在は東京湾に生息している。

食味は良く、食用として店頭にも並んでいるという。

(2011年12月の調査の時にも、この貝がお台場の海で採集されていたのを紹介した 
http://golby.blog.fc2.com/blog-date-20111227.html)

この貝は、アサリが耐えられないような酸素欠乏状態でも、生きてゆけるのだという。

このお台場の海では、つい先日まで海水中に酸素を送り込み、水質の改善に向けて実験をしていたが、生物調査の結果から見ると、それほど環境は変わっていないようだ。

東邦大学「東京湾生態系研究センター長」の風呂田利夫教授のインタビュー記事を見つけた。

「死の海だった東京湾!身近な海の”今”を知る」によると

「東京湾の環境は10年単位で悪化していて、80年代に比べると生物の多様性は下がっている。

それは、埋め立てで東京湾の面積が80%まで狭くなり、岸が護岸化され生物が再生産される力がなくなっているからで、

このため、埋立地には、人工の干潟を作ってやることが必要」だという。

「東京湾の深いところでは酸素欠乏を起こすため、浅い部分を作り、生物をそこに逃がそう」というわけだ。

そういえば、東京湾の埋め立て地で、このお台場海浜公園のような海岸線を持つ場所が他にもあるのかどうか、

私の貧弱な知識では、聞いた覚えがない。

確かに、こんな波打ち際が東京湾の埋め立て地にもっとあれば、人間にも海の生物にも豊かな環境であるような気がする。

今、東京湾で進められている埋め立て事業は、環境の保護・改善という面で、どれほど考慮されているのだろう。

東京湾の埋め立て地に、こんな海岸線がもっとあって欲しいと思うのだが。
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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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