満開の桜を訪ねて~文京区


春日局像

文京区役所の隣りにある公園に立つ「春日局」の像。

春日局は徳川家光の乳母で、家光が3代将軍になるのに際して、大きな役割を果たしたといわれる。

文京区にある春日の地名は、春日局が家光から拝領した土地に由来し、昔は春日殿町と呼ばれていたという。

この像の前の通りの名前も「春日通り」だ。

この日は、文京区内の桜の名所を訪ねることにした。

後楽園遊園地のそばで

ここは後楽園遊園地の前、満開の桜で大規模な遊具もほとんど見えない。

ちょうど卒業式を迎えた女性たちの一団と出会った。

袴姿が、決まっていた。

今年は、卒業生にとっては、思い出深い桜の景色となることだろう。

小石川植物園

ここは、小石川植物園。

正式には「東京大学 大学院理学系研究科 付属植物園」という。

植物学の教育・研究を目的として、約4000種の植物が植栽されている。

この日は、桜の開花に合わせていつもは閉まっている裏手の門が開いていた。

この門から入るのは、私は今回が初めてだ。

桜並木

入るとすぐ、目の前に桜並木が広がる。

いまがちょうど満開だった。この付近のサクラ林はソメイヨシノが中心だが、樹高の高い林には様々なヤマザクラの木もあった。

 天城吉野

これはソメイヨシノに近い品種で、和名は「天城吉野」。

「伊豆の天城山に因んでつけられたもので、花は一重咲きで大輪。

樹勢はよく、枝条は傘状で横に広がり、やや下がり気味となる」と桜の本に書いてある。

天城吉野

花の芯の所が、ピンクのものと緑のものとがあり、とても美しかった。

園内には、青木昆陽が救荒用の甘藷栽培に成功したことを記念する碑や、「赤ひげ」で知られる小石川養生所の井戸などがあるが、この桜並木のすぐ近くだ。

播磨坂

こちらは、植物園の正門からほど近い「播磨坂」。桜の名所として知られる。

ここは、戦後の区画整理で新たに道路が作られたところ。

地元の人たちが、戦後まもなくから桜の植樹をはじめ、60年余りたった今、見事な桜並木となった。

桜並木は、道路の中央分離帯のところに作られている。

播磨坂の中程の北側、小石川5丁目11-7の建物の壁に、「石川啄木終焉の地」のプレートが埋め込まれてある。

啄木ファンの方は、花見に合わせて訪ねてみたらどうだろう。

小石川後楽園

この写真は、文京市役所(シビックセンター)25階の展望スペースから、水戸光圀が完成させたという小石川後楽園を撮ったもの。

3月9日のブログで紹介した枝垂れ桜が満開となり、見ごろとなっていた。

ピンク色に見えているのが枝垂れ桜だ。

東京はこのところの寒の戻りで、満開となったサクラは一気に散ることはなく、少し長くもちそうだと気象解説の人が話していた。

なんとなく、うれしい。
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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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