私の好きな桜~台場のオオシマザクラ

台場のオオシマザクラ

お台場海浜公園の一角、第3台場にあるオオシマザクラ。

実は、これは今年の写真ではなく、2009年4月7日に移したもの。4年前の様子だ。

この桜があるのは、第3台場の一角。樹から見る正面は、東京湾の入り口方向だ。

独立峰のように、この桜だけがただ一本建っている。

孤独のたたずまいだが、樹勢は盛んで姿はとても雄々しい。

花の色は純白でとても清潔感があり、すがすがしく、私の好きな桜の一つだ。

都心の桜もだいぶ開花が進んできたので、この桜もかなり咲いたかと思い、3月21日に訪ねてみた。

2013年3月21日

レインボーブリッジの上から桜が見えてきたので、望遠で「咲き具合」を写してみた。

画面上部の真ん中に移っている木だが、残念ながら、まだ開花していないようだった。

近くによると

橋を渡り、桜に近づいて写真を撮った。

つぼみはかなり膨らんでいたが、まだほとんど花をつけていない。


静岡県三島市の国立遺伝学研究所の桜について解説した「遺伝研のさくら」という本によると

「オオシマザクラは、伊豆諸島、伊豆半島、房総半島などに分布する桜で、潮害、大気汚染などに強いので、近年は日本海側の海岸でも広がっている。

葉に芳香があり、桜餅の葉に用いられ、伊豆では島桜、餅桜とも呼んでいる」と紹介されている。

開花の発表基準をクリア

開花していたものは5-6輪はあったから、気象台の開花発表の基準はクリアーしている。

従って、順調に経過すればおよそ1週間後には見ごろになるから、来週末、3月の末頃に満開の晴れ姿を見せてくれそうだ。

ここで昼寝はサイコー

写真を撮り終えて、ふと海の方を見ると、海沿いの斜面で昼寝をしている人がいた。

陽射しが温かく、風も殆んど無かったので、誠に気持ちよさそうに見えた。

満開の頃、この桜を横目で見ながら昼寝をしたら、なんと気持ちがよいことだろう。

そんなふうに思ってみたが、一方でこんな名文句があることも思い出した。

「花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ」

満開の日に、穏やかな春の日差しに恵まれるのは、そんなに簡単なことではないのかもしれない。



尚、上記の一節は、晩唐の詩人 于武陵(うぶりょう)の五言絶句「勧酒」を井伏鱒二が訳したものの一部。

私も若い頃に知って感動し、ノートに書いて覚えようとしたことがあった。

ご存知でしょうが、元の五言絶句と井伏の名訳を付け加えます。

勧君金屈巵  コノサカズキを受ケテクレ  
満酌不須辞  ドウゾナミナミツガセテオクレ
花発多風雨  ハナニアラシノタトヘモアルゾ  
人生足別離  「サヨナラ」ダケガ人生ダ  

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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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