偕楽園の翌日は「桜の春」になっていた

偕楽園

3月19日に、日本一の梅の名所・偕楽園を訪ねた。

園内にある梅がすべて咲き揃ったということだったが、盛りは少し過ぎた感じだった。

夜、帰り道に首都高で千鳥ヶ淵を通ると、桜並木がうっすらと色づいているのがわかった。

翌日の彼岸の中日には、墓参のあとに都心の桜を訪ねようと決めた。

乃木神社のしだれ


翌3月20日、寺へ向かう途中、赤坂・乃木坂の乃木神社の前に来ると、枝垂れ桜がちょうど満開を迎えていた。

ここに来る手前、六本木ミッドタウン脇のソメイヨシノは、まだ3分程度の咲き方で、ここだけが春を迎えたという風情で咲いていた。

国立劇場

赤坂で墓参を済ませ、皇居・桜田濠に面した国立劇場へ向かう。

並んで建っている最高裁判所前のソメイヨシノは5分程度の開花だが、ここでは早咲きの桜が満開を迎えていた。

皇居を走るランナーや、サイクリングの人達も足を止めて桜を眺め、写真を撮ったりしていた。

イギリス大使館前

右手に半蔵門を見ながら坂を上っていく。
甲州街道の信号を過ぎると、左手にイギリス大使館がある。

大使館の前には桜並木があるが、今は5分程度の咲き方だった。

そこには桜並木の由来を記した案内板が立っていた。

「明治31年、当時の英国公使アーネスト・サトウが英国公使館前の空き地に桜を植え、東京都に寄付しました。
のちにそれが見事な桜並木になり、多くの人に親しまれましたが、戦災等で枯木となったため、戦後再びこのあたりに桜の木が植えられました」と書かれている。

この桜並木も見事なもので、今週末には見ごろを迎えるはずだ。

ウィキペディアによると、

アーネスト・サトウのサトウという名前は、スラブ系の姓で日本のサトウとは関係がないということだが、本人はこの姓のおかげで日本人から親しみを得られやすく大きなメリットになったと語っていたという。

また、日本女性との間に3人の子をもうけ、二男の武田久吉(1883-1972)をロンドンで学ばせて著名な植物学者として育て上げたとのこと。

「アーネスト・サトウの日本日記」という本の存在は知っていたが、今回その人生に少し触れて興味がわいてきたので、近いうちに読んでみようと思った。

近代美術館工芸館

次に向かったのは北の丸公園。

その途中に、国立近代美術館・工芸館の建物がある。

昔は、近衛師団司令部庁舎であった建物で、端正な姿が桜の花がアクセントをつけると、より一層端正に見える。

乾門前のしだれ

皇居・乾門前の北の丸公園入口には、大変見事な枝垂れ桜がある。

これも、今がちょうど満開だった。

千鳥ヶ淵

北の丸公園からは、千鳥ヶ淵の桜を江戸城の側から見ることができる。

今週末には、千鳥ヶ淵の桜はすべてが花開き、まさに絶景となるはずだ。

今日もたくさんのボートがいたが、最盛期には、ボートに乗る人の長い列ができる。

武道館

濠を離れて、武道館の前にゆくと、全国高校柔道選手権が開かれていた。

石川県金沢市からやってきた女子選手たちが記念写真を撮っていた。

とても、凛々しい。

例年、桜の季節は、武道館で東大をはじめとする入学式が行われているのだが、今年はいつもと景色が違う。

清水門から見た武道館

田安門を出て、清水門の方から武道館を見たのがこの写真。

この前の写真のちょうど後ろ側から見たものだ。

桜がつくと、どんな写真も麻雀でいうところの一翻高くなる。

今年は、この後どんな桜に会えるのか、楽しみだ。
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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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