印象に残るランナーたち~その③


愛宕神社・将軍梅

ベストテンの発表の前に、最近の開花状況をご紹介しよう。

今日は講談「寛永三馬術・出世の石段」で知られる港区・愛宕神社の梅の開花の様子をお伝えしたい。

愛宕神社の急な石段を上ると、正面に本殿がある。

その左にある梅の木の前に、「将軍梅 平九郎 手折りの梅樹」と書かれた立札が建っている。

「誰か馬に乗って、石段の上に咲く梅の一輪を手折ってくるものはおらぬか」という徳川3代将軍・家光からの注文。

それに応じて見事に成功させたという間垣平九郎の話は、講談がよくラジオから流れてきた昔はよく知られた話だった。

家光が将軍であったのは1623年から1651年までの間だから、この梅が講談ゆかりの梅だとすれば400年近い樹齢を数えることになる。

現在の梅の木は、自分だけの力では体全体を支えられない様子であり、幹も所々で大きく割れて、痛々しい。

5分程度の開花

しかし、それでも梅の花が今年も咲き始めた。

写真を撮った2月23日には、5分程度の咲き方だった。

さて、それでは「第7回東京マラソン」で印象に残るランナーたち③をどうぞ。

風船男

寺山修二の映画の中では、こんな感じの人物がよく登場した。

夏祭りの見世物小屋のシーンの「風船男」といった雰囲気だ。

空気を服の中に入れたからと言って、体が軽くなるわけもなさそうだ。

むしろ逆で、走りにくそうだが、マラソンの仮装としてはユニークで面白い。

頭に大文字

今回、背広姿のランナーはずいぶん多かったが、この人は頭に「大文字」を刈り込んできた。

その意気込みが、こちらにも伝わってくる。

手にした鞄には、スポーツ紙が入っていた。

夜勤明け

この人は、「夜勤明け」と書いたプラカードのようなものを持っている。

よく見ると、目の下のところに”クマ”のようなものを書き入れている。芸が細かい。

どことなくユーモラスな雰囲気はいい。

しかし、この仮装で表現しようとする狙いはいったい何なのか、いまひとつ私にはわからなかった。

夫婦仲良く

このご夫婦の後姿がとてもよかった。

こうして二人でぴったり並んで走っていると「夫婦で 完走」という文字が読める。

ゴールまで、付かず離れず、ペースを合わせて励まし合って走ったに違いない。

親子

こちらは親子。

こうして、父と息子が一緒に走る姿も なかなかいい。

73歳

「73歳は楽しいぜ」と書いたタスキをかけている。

扮装は、フーテンの寅さん。手には鞄も下げている。

70代のマラソンランナーは決して少なくないが、こんな本格的な仮想で走る年配ランナーは珍しい。

とにかくかわいい

このぬいぐるみは、ともかく可愛い。

「ゆるキャラ」が各地の町おこしに貢献しているが、人気のキャラクターに負けない可愛さだった。

段ボール

沿道からは「段ボール がんばれ!」という声援が飛んでいた。

すると、「段ボールでなくて これはロボット!」という声も聞こえてきた。

身近にある材料を使った、とてもユニークな仮装だと思った。

両足義足のランナー

何年か前にも、両足が義足の人が、この東京マラソンを走っていた。

義足でマラソンを走り切るには、腕の力でカバーしなければならない。

この方の「前に進むスピード」はどうかというと、決して遅くはなかった。

この方の後ろを走る一般のランナーの数は、決して少なくなかった。

相当、腕を鍛えているのだろう。

と同時に、制限時間7時間のマラソンに挑戦しようという前向きな気持ちが素晴らしいと思った。

かっこよくてちょっぴり色気も

そして最後に紹介するのは、このランナーたち。

女性警察官のようだ。
紺のミニスカートの制服にストッキング、それに制帽をかぶっている。

何かヒット作品に登場するキャラクターなのかもしれないが、私はその辺は不案内で全く分からない。

全員

実は、このチームは全員で6人。
男性も一人入っている。

この写真は、品川の折り返し点から戻ってきたところを写したものだ。

私の隣りで見ていたおじさんは「かっこいいーっ! 一緒に走りたいなーっ!」と声をかけていた。

6人というまとまり、魅力的な仮装ファッション、そして若さ。

私だけでなく、沿道のたくさんの人たちから大きな拍手をもらったことだろう。

ということで、今年の東京マラソンで印象に残ったランナーをご紹介した。

こうして、仮装ランナーたちが趣向を凝らした格好で走ってくれると、見ていても楽しい。

年々、東京マラソンは楽しい行事として定着していっているようだ。

また来年、楽しみにしよう。
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Re: 2013東京マラソン

> はじめまして。沖縄在住の島袋勉(の秘書)です。貴殿が撮影された「義足のランナー」の写真はとても良いアングルから撮影されていますね。島袋勉の笑顔や伴走者の真剣な様子がよく伝わってきますし,沿道より少し高い位置から撮影されたのでしょうか。
> それでもし御承諾いただければ,この画像を当方のブログや出版される予定の著書等に用いる事は可能でしょうか。勿論「掲載元」をきちんと記載したいので,記載名を教えて頂ければそうしたいと思います。
> よろしくお願い致します。義足のランナー 島袋勉
> 「夢をあきらめない」ブログ
> http://shimabukuro.blog123.jp/

島袋勉様、そして秘書の方、私のブログを見ていただきありがとうございました。

私のつたない写真を気に入っていただいて私もうれしいです。

確かに撮影は2階からだったので、ほかのランナーの陰になることなく、すっきりと撮れたと思います。

いろいろとお使いになりたいとのことですが、どうぞ遠慮なくお使いください。

出典についても、特に必要ありませんので、気になさらずどうぞ。

ブログに載せたものはサイズを小さくしているので、ご希望があればもう少し大きめのものをお送りします。

東京マラソンでは、以前にも義足で参加したランナーを見たとコメントしましたが、あれは島袋さんだったのでしょうね。

島袋さんのブログを拝見すると、10日後の京都マラソンにも参加するとのこと。
そのタフさと、さらなる挑戦への意欲に敬服しています。

私は、今回の東京マラソンも京都マラソンも抽選に落ちてしまったので、ちょっぴり島袋さんがうらやましいです。

どうぞ、トラブルなく走り終えることができるよう、心から応援しています。

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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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