昔はみんな子どもだった~向島近辺


長命寺の桜もち

向島百花園まで走っていく途中、この地域で生まれ育った有名人ゆかりの場所に出会った。

ここは隅田川左岸の桜橋の近く。

「山本や」という有名な桜もち屋さんだ。

創業は享保2年(1717)というから、300年近い歴史を持つ。

創業した先祖が隅田川土手の桜の葉を塩漬けにして、桜もちを考案したのだと店のホームページにあった。

長命寺

お店の裏手に長命寺があるので、境内に入ってみると、寺の名前の由来が書いてあった。

それによると『徳川家光が近くで鷹狩をした際、急に病を催し、この寺の井戸水で薬を服用したところ忽ち治った。家光は、井戸水に長命水との名を与え、以降、寺の名を「長命寺」と改めた』とのことだ。

芭蕉の句碑

これは芭蕉の句碑

「いざさらば 雪見にころぶ 所まで」

芭蕉の門人・祇空がこの地に庵を作ったことに因むものだ。

境内には、立派な石に刻まれた多くの文学碑が建っている。

その中に、少し小さな碑を見つけた。

木の実ナナの碑

木の実ナナさんが建てたものだろう。

とても素敵な言葉の響きだ。

しかし「花のように恋し」というのはどのように恋するのか、その部分だけはイメージできない。

木の実ナナ

木の実ナナさんは墨田区向島の出身。

滝田ゆうの漫画の舞台ともなった旧寺島町に、トランペット奏者の父と、踊り子の母との間に生まれたとウィキペディアに紹介されている。

気さくな個性を持つ歌手、女優として活躍している。

去年、日本音楽著作権協会が、過去30年間の著作権使用料の上位100曲を発表したが、その2位に入ったのは、木の実ナナと五木ひろしがデュエットした「居酒屋」だった。
(ちなみに1位は「世界に一つだけの花」、3位は「二人の大阪」)

私と学年は同じだ。

これからも長く活躍してもらいたいと思う。

言問団子

「山本や」の近くに、これまた有名なお店「言問団子」がある。

私が写真を撮っていると、女子高校生らしき一団が、店内に入って行った。

女学生の道草の場所としては、こんな場所が好ましい。

隅田公園少年野球場

店の右手裏に小さな球場があり、ゲートに「隅田公園少年野球場」と書いてある。

よく見ると、ゲートにはどこかで見たことのある選手のレリーフがついている。

王ちゃんのバッティングフォーム

日本の国民栄誉賞第一号(1977年)の王貞治さんだ。(なぜか長嶋茂雄さんは、まだ国民栄誉賞を受賞していない というのは余談)

当時のハンク・アーロンの記録を超えた756本のホームランを打ったことでの受賞だった。

球場入口には、『昭和24年、戦後の荒廃した時代に「少年に明日への希望」をスローガンとして誕生した日本最初の少年球場です。

世界のホームラン王 巨人軍・王貞治氏もこの球場から育ったひとりです』という説明があった。

王さんは昭和15年・1940年生まれだから、球場ができた当時は9歳の頃だ。

王少年が、ここでプレーしていたことを想像すると感慨深い。

隅田少年野球場の利用料を調べてみた。
2時間で100円と書いてあった。

この料金の安さにもうれしくなった。

「精力善用」

これからもたくさんの球児を育てていってほしい。
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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