梅を訪ねて~芝公園から向島百花園


芝公園梅まつり

今年の「芝公園梅まつり」が、2月22日から始まった。

今年は全体的に梅の開花が遅れていることは先日ご紹介した。

ここにきても、開花の遅れはまだ続いているようだ。

早いもので5分咲き程度、殆んどの梅は、まだ枝ばかりが目立つ。

野点

公園の一角では、野点や琴の生演奏が行われていた。

よく見ると近くにストーブが置かれている。

この時期だからあって当然だが、やはりうららかな陽気が花にはふさわしい。

銀世界の碑

梅林の中にある「銀世界」の碑。

先日の大雪の日にもこの碑を紹介したが、これは白梅が咲き誇る様子を「銀世界」と形容したもの。

ここに植えられている梅と「銀世界」の碑は、現在の新宿の副都心近くにあった梅林からここに移されたものだ。

ここに「銀世界の景色」が広がるのは、あと2週間ぐらいはかかりそうな感じだ。

向島百花園

芝公園の梅を見て、その足で墨田区東向島の「向島百花園」に梅を見に行った。

ホームページに、「一部見ごろになった梅がある」と書いてあったからだ。

百花園が作られたのは、江戸時代、町人文化が花開いた文化文政期の初めころ(1804~)、

作ったのは、日本橋の骨董商で粋人の佐原鞠塢(きくう)という人物。

谷文晁や酒井抱一などが作庭に協力、江戸の町人文化によって築かれた文人趣味豊かな園だと、パンフレットに書いてある。

梅の開花状況

園内には、数多くの梅の品種が植えられ、現在の開花状況が紹介されている。

◎は見ごろという印だ。

白加賀

これは「白加賀」。開花の〇印がついていた。

満開までは、もう少しという感じ。

園内では、この樹が、一番開花が進んでいるという印象だった。

芭蕉句碑

これは、芭蕉の句碑。

園内にはいたるところに碑があり、その数は合わせて29にもなるという。

四季折々に、これらの碑を見ながら園内を散策するのも味わいがありそうだ。

隅田河畔の梅

春まだ浅い百花園を見た帰り、隅田川の右岸を浅草まで下っていった。

途中、呉服枝垂れ(くれはしだれ)と書かれた八重咲きの梅が咲いていた。

川沿いの桜はまだ枝だけで、対岸のスカイツリーがよく見えた。

金色のスカイツリー

更に川沿いを下って行くと、有名なアサヒビールの建物にスカイツリーが映っている。

窓ガラスの色を反映して、金色に輝いている。

面白いと思って写真に収めたが、江戸の文人たちからは「成金趣味」と云われるかもしれない。

ふと、そんなことを想ったが、どうなのかな。
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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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