夢の島~今は自転車の捨て場?


武蔵野の路

この日は、久しぶりに新木場まで走った。

ここは、東京と千葉を結ぶ湾岸道路のすぐ近く、

「夢の島」の緑地に作られた散策路。

「武蔵野の路 夢の島・お台場コース」と書いた案内があった。

ゴミの埋め立て地とは思えない

ここが、「ごみ」の埋め立てで出来たとは考えられないほど自然が豊かだ。

まさに武蔵野の森が広がっているという感じ。



ここ「夢の島」でごみの埋め立てが始まったのは1957年(昭和32)、

埋め立ては1667年(昭和42)まで10年間続いた。

「夢の島」という名称の由来は、戦後間もないころに遊園地などの計画があり、マスコミの一部がそう呼んだものが定着したのだという。

てっきり、ゴミが土地に変わったので「夢の島」と呼んだのかと思っていたが、違っていた。

ハエ撲滅作戦

埋め立てが始まってから8年後の1965年、夢の島でハエが大発生したため「ハエ撲滅焦土作戦」が行われた。

江東区をはじめ、消防、警察、海保、自衛隊も参加する大規模なものだった。

陸上競技場

そして、その作戦から13年後の1978年、ゴミの山は都立「夢の島公園」へと変わり、一般に開放される。

これは、現在の陸上競技場。

この日も、ランニング練習をする若者の姿があった。

後ろに見えるのはゴミ焼却場の煙突。

清掃工場

近くに設置された大気の計測データを見ると、「いおう酸化物」など3つのデータがいずれも「0ppm」となっている。

北京とは違って日本の大気はきれいだと思ったら、3つある焼却炉は、この時は休炉中だった。

今度行ったときに改めて、データがどんな程度か見ることにしよう。

風で倒れた自転車

新木場駅の近くに来ると、自転車がほとんど倒れている。

この日は強い風が吹いて、軒並み、なぎ倒されていたのだった。

夢の島競技場の裏手

そしてこの写真は、夢の島競技場の裏手、運河に面した空き地だが、そこに自転車が密集している。

どうやら、撤去した自転車の置き場の様だ。

考えようによると「夢の島が、ゴミならぬ迷惑自転車の捨て場に」でもなったような風景だ。

撤去自転車

化石燃料の燃焼による大気汚染や地球温暖化が大きな問題になる中、自転車は、環境問題の改善に向けて一つの有効な手立てになるはず。

ところが日本では、迷惑駐輪への取り組みと比べ、自転車専用道路や駐輪場の整備が大幅に遅れているように感じる。

迷惑自転車を撤去するだけでなく、自転車を巡る環境整備にも力を入れてほしいという人は、決して少なくないと思うのだが。
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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