「旗日」という言葉を思い出した


大手町で

秋葉原の電気街で買い物をしようと走り始めた。

大手町まで来ると、ビルから大きな日の丸の旗が下がっているのが見えた。

「そうだ、今日は旗日だった」と、突然「旗日」という言葉を思い出した。

『旗日とは、国旗を掲げて祝うことから国民の祝日のこと』と、コトバンク「デジタル大辞泉」に説明がある。

両親、家族がよく使っていたし、近所の普通のお宅でも国旗を掲揚する家があったから、言葉のイメージは記憶の中に生きている。

しかし、若い人にとっては殆んど「死語」になっているようだ。

家に帰ってネットで調べてみると「旗日」という言葉を知らない人が数多かった。

老舗街

ここは、神田須田町の老舗街。

古くから暖簾を出す老舗が、軒を並べている。

写真右手に見える高層ビルは、交通博物館の跡地にJRが建てたもの。

現在内装の工事中で、間もなく完成の時期を迎える。

この一角も、こうして少しずつ町の雰囲気が変わってゆく。

ぼたん

老舗街を少し歩いてみよう。

右の通りを入ってゆくと見えてくるのが、鳥すき焼きの「ぼたん」。

ガスを使わず備長炭と鉄鍋で昔ながらの味を売り物にしている。

この店の先代のご主人・桜井欽一氏は独学で鉱物学を学び、その世界では非常に著名な人物だった。

その鉱物コレクションは上野にある国立科学博物館に寄贈され、鉱物標本室で展示されていることは、以前もご紹介した。(http://golby.blog.fc2.com/blog-date-20120306.html)

いせ源

あんこう鍋の「いせ源」。「ぼたん」の少し先にある。

入り口横のウインドウを見ると

アンコウ

大きな「あんこう」がお客さんを待っていた。

藪蕎麦

「ぼたん」の前の路地を入ると正面に見えるのが「やぶそば」。

注文の品を、独特のことば・調子で板場に伝える帳場の様子が面白い。

今年も、梅は全体的に開花が遅れているようだが、こちらでは開花し始めていた。

強い風に、日の丸が音を立てて、はためいていた。

ここにはまだ「旗日」が残っているのだろう。

この風景は、子供のころ見た風景によく似ている。

懐かしい街並みが、かろうじてこの一角だけに残っていた。






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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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