駅はどんどん深化する~都心

馬喰町駅

隅田川に架かる両国橋の近く、中央区にあるJR総武線の馬喰町駅。

馬喰町駅は地下にある駅で、改札口のすぐ前に面白い案内が立っている。
「JR最高地点を愛する会」という会の人が立てたものだ。

高い駅と低い駅

JR東日本で一番高い駅・小海線の野辺山駅(1345.67m)と、海抜-27.14メートルの馬喰町駅は「姉妹駅」というものだ。

近くに詳しい説明があるので、見てみよう。

説明

つまり、京葉線の東京駅ができるまでは、一番高い駅・低い駅であったので、姉妹駅になったということだ。

(なお、JR以外で最も高い駅は、立山黒部貫光の室堂駅の2450m。深い駅は、一般的な意味での駅ではないJR北海道の吉岡海底駅の149.5mとのこと)

最近は、JR、地下鉄を問わず、駅構内がどんどん地下深くに広がっている。

馬喰町駅を平成2年に抜いた「京葉線・東京駅」に行ってみた。
(駅というより、京成線のホームというべきかもしれない)

京葉線

京葉線の東京駅地下ホームには、以前、房総半島・東海岸のいすみ市で開かれたハーフマラソンに参加するため行ったことがある。

エスカレーターで何回も地下深く降りて行っただけでなく、羽田空港にあるのと同じ「動く歩道」に3回ぐらい乗って、やっとたどり着いたという感じだった。

山手線の1駅ぐらいの距離は歩いたようにも感じた。

京葉線のホームで写真を撮っていると、駅の係員がいたので念のため、「東京駅で、ここが一番深いところですね?」と尋ねると、

「一番深いのは総武線です。ここは地下4階ですが、あちらは地下5階です」との答えが返ってきた。

礼を言って総武線ホームに向かおうとすると「ここからだと、10分はかかりますよ」と附け加えた。

総武線

エスカレーターで何回も上り、動く歩道上を歩いて地上付近のコンコースに戻り、そこから再び地下深くにある目的地に向かった。

総武線はB4F

地下へ降りるエスカレーターの長さは京葉線より短いように感じたので、家に帰ってから様々なデータを調べてみた。

JR東日本の2010年度の「JR東日本ア・ラ・カルト」には、「一番深いところにあるホーム」として「東京駅京葉線ホーム」と出ているから、総武線のホームは一番深くはないようだ。

係員の勘違いのようだった。

エレベーター

これは、東京駅のB5Fにあるエレベーター。

目的のホームに行くにも、地上の出口に行くにも複雑で分かりにくい。

今から30年前に「乗り換えを 何度も教えて 母と駅」という川柳を作ったことを思い出した。

年とったオフクロが一人で旅に出るときに、「乗り換え」の要領を言い含めるようにして、旅先へ送り出したものだった。

あの頃は、東京駅などの乗換駅は、まだ現在のような「迷路」にはなっていなかった。

今、駅の構内が昔とは比べようもないくらい、深く、広くなってきている。

そこで、今日の結論。

”お年寄りにとって、駅の深化は「進化」にあらず”
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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