山茶花の季節


レインボーへ行く道

レインボーブリッジに続く道を走っていると、ピンクの花がたくさん咲いているのが目に入った。

このところ、急に咲き出した感じだ。

秋も深まったのに、華やかなピンクの花びら。

何だろうと、近くに寄ってみた。

花のアップ

どうやらサザンカのようだ。

サザンカと椿の見きわめは難しいので、ネットで調べてみた。

その結果、一般的に、

開花時期は ヤブツバキは春で、サザンカは秋から冬。

花の散り方は ヤブツバキは花全体、サザンカは花びら1枚づつと書いてある。

やはり、これはサザンカのようだ。

そして、サザンカもツバキも、実は日本原産なのだという。

ツンベルク

この人は、江戸時代、長崎のオランダ商館に来ていたスウェーデン人の医師で植物学者のカール・ツンベルク(1743-1828)という人。

1775年に長崎・出島に赴任し、1776年には江戸で将軍・家治に謁見している。

日本植物学の基礎を作ったともいわれ、中川淳庵などの日本の蘭学者を指導している。

サザンカをヨーロッパに持ち帰り、そのことで西欧でも広まったという。

サザンカの学名は camellia sasanqua

ツバキは     camellia japonica 

sasanquaとは、日本での呼び方からつけたものだろう。

案内板込み

「椿は春の木」という柳田国男の著作がある。

1928年(昭和3)の新春のラジオ放送の原稿が元になっていて、だいぶ前に文庫で読んだことがある。

”「北限の椿」は南から移動してきた人が、冬にも強く、いち早く春を告げる植物として、人為的に植えたもの”ということが語られていたと記憶している。

つまり、椿は春を告げる植物として、北国の人々が特別な思いを抱いていた植物だったろうという内容だ。

レインボーブリッジでは、歩行者の通行時間が、11月1日から冬時間になった。

午前10時から夕方の6時までだ。

レインボーブリッジの通行者にとっては、「サザンカは冬時間の木」ということになるかもしれない。

海鳥

橋を渡って、お台場海浜公園に行くと、陽だまりの海岸で水鳥が餌をついばんでいた。

のどかな、秋の光景だ。

自由の女神

しかし、秋の日はつるべ落とし。

11月3日の午後4時半過ぎには、こんなに夕闇が迫ってきていた。

自由の女神もシルエットの中に沈んでいこうとしていた。

レインボー夕景

急がないと、レインボーブリッジの通行ができなくなってしまう。

夕方5時10分、橋を渡り終えて上を見上げると、もう濃紺の夜空が広がっていた。

レインボーブリッジの冬時間は、3月いっぱいまで続く。

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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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