昭和館で昔のニュースを見る

お濠端のイチョウ

この日は、皇居のまわりの道を走りながら、九段にある昭和館と、近くの北の丸公園に行くことにした。

これは、以前もご紹介した竹橋の毎日新聞社前の濠端にある「震災イチョウ」。

関東大震災を生き残ったイチョウで、気象庁の「イチョウの黄葉」の標準木になっている。

「木全体がほとんど黄色になる」平年日は、東京で11月20日だが、今年は、まだ青々としている。

例年より、少し遅れそうな気配だ。

靖国通りを九段下へ

竹橋から九段下交差点の方に走る。

この円筒形の大きな建物が昭和館だ。

「昭和館」のホームページには、館の目的についてこのように書いてある。

「戦没者遺族をはじめとする国民が体験した、戦中・戦後(昭和10年ごろから昭和30年頃までをいいます)の国民生活上の労苦についての歴史的資料、情報を収集、保存、展示し、
後世代の人々にその労苦を知る機会を提供する施設です」

7階建ての立派な建物のなかには、当時の様々な資料がたくさん保存、収集されている。

昭和の暮らしの記録がたくさん

何回か中に入って、展示資料を見る機会があったが、貴重な映像資料も多く、それなりに充実している。

皇居付近を走っていて、「懐かしのニュースシアター」で昔のニュース映像を見ようかと、昭和館に入ることもある。

11月のプログラム

これは11月3日から9日までの上映プログラム。

戦中から戦後30年代までの間のニュース映画が、一日中上映されている。

この日の戦中のニュース映画は、昭和14年、19年。

戦後は、昭和28年と36年、いずれも11月のニュースだ。

戦中は戦意高揚のものが多い。

当時の歴史については学校でもほとんど習わないし、私自身の勉強も不十分だから、よくわからないものも多かった。


一方、戦後のニュースでも「へえー」と思うものがある。

昭和28年のニュースで「第十七国会終わる」というのがあるが、国会内の様子が今と全く違ったので驚いた。

それは、国会の議場内で当時の吉田首相が答弁をしているのだが、その近くに座る人物が、盛んに煙草を吸って、白煙を吐き出しているのだ。

多分、与党の閣僚かと思うのだが、机の上にはたくさんの灰皿が見えた。

吉田茂は、葉巻を吸うので有名だったが、国会内で答弁のときには、さすがに吸っていなかった。

「へえー、この当時は国会内で煙草を吸っていたのだ」と、喫煙事情の変わりように驚いてしまった。

プログラム

館内には”現在から見ると、表現上問題のところもあるが、歴史的資料なので、そのまま伝える”との断りが書いてあった。

確かに、ニュースコメントは時代によってずいぶん違う。

少数者、弱者に対する配慮は、昔は十分とは言えなかったようだ。

田安門

この日は、昭和館を出て、江戸城の田安門に向かった。

皇居、北の丸公園に秋の色を探しに行った。

北の丸公園

武道館を過ぎて、広々とした公園が広がっている。

木々がだいぶ紅葉してきていた。

もみじがまだ青い

しかし、楓の林は、まだ青々としている。
本数もかなりある。

「この楓が赤く色づくと、見事な秋景色になりそうだぞ」と思いながら、公園を後にした。

この様子だと、北の丸公園で紅葉狩りを楽しめるのは、今月下旬から来月初めになりそうだ。

その頃、また訪ねてみることにしよう。
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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