「日本犬」は国の天然記念物と知った


日本犬展覧会

10月14日、「鉄道の日」のイベントがあるとの情報で、千駄ヶ谷の霞ヶ丘陸上競技場近くの「明治公園」を訪ねた。

ところがそれらしい展示はなく、代わりに犬を連れた多くの人たちで賑わっていた。

冊子

参加者が手にしているパンフレットを見ると、「日本犬保存会」が毎年春と秋の2回開いている「展覧会」のようだ。

展覧会というより、むしろ審査会といった感じだった。

審査風景

飼い主らしい人にひかれたワンちゃんは、審査員の前で、静かに礼儀正しく、ポーズをとるようにじっとしていた。

静かで礼儀正しい

日本犬保存会は、ホームページによると「日本で育った純粋の日本犬の保存、育種を目指す」団体。

その歴史については

「文明開化によって欧米から洋犬が輸入され、昭和初期には純粋な日本犬はほとんど姿を消すことになった。この現状に危機感を持った斎藤弘吉などが、昭和3年、日本犬保存会を設立した」と書かれている。

この斎藤弘吉という人は、実は、「忠犬ハチ公」の話を新聞に寄稿した人で、日本犬保存会の初代会長を務めた人だ。

斎藤弘吉は日本犬保存会を立ち上げ、日本犬を調査していた時に、亡くなった飼い主を迎えに渋谷駅に現れるハチが心ない人たちにいじめられているのを知り、投稿したのだった。

これがきっかけでハチは「忠犬ハチ公」と呼ばれ、世の中に広く知られることになる。

そんなつながりもあって、昭和7年に開かれた日本犬保存会の「第1回全国展覧会」には、忠犬ハチ公が特別参加したという。

白い犬

日本犬保存会が登録などを行っている日本犬は、

柴犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬、北海道犬、秋田犬の6種類。

いずれも、昭和6年から12年にかけて国の天然記念物に指定されているとのことだ。

甲斐犬?

日本犬とは、一体どんな犬のことか、日本犬のあるべき姿はどんなものか?ご存知でしょうか。

日本犬保存会のホームページには「日本犬標準」という言葉で、こんなふうに説明している。

「日本犬は悍威、良性、素朴の本質をとても大切にしています。
悍威とは、気迫と威厳、
良性とは、忠実で従順。
素朴とは、飾り気のない地味な気品と風格をいい、
日本犬が生まれながらにして持つ根本的な性質を言い表しています。

加えてその表現は、小型犬と中型犬は感覚は鋭敏、動作は敏捷、歩様は軽快で、弾力があります。
大型犬のその表現は、重厚なふるまいであると、それぞれ定義しています 」

簡単に言うと、

威厳があれども忠実、素朴で風格があるワンちゃんということになる。

私は犬との付き合いがこれまでなくて、どちらかというと犬は苦手だが、会場で見かけた犬に怖さを感じることはなかった。

ということで今日のまとめ:

今からではもう遅いが、「自分もそんな人間になりたかった」
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
スポンサードリンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR