「自由の鐘」ではじまる昼休み~日比谷公園


日比谷花壇
なかなか涼しい風が吹かない東京。
まだ日中の最高気温は30度を超える日が続いている。

この日は、日比谷公園に出かけた。
以前紹介した「自由の鐘」の音を取りに行くためだ。

「自由の鐘」は、毎日正午になると自動的に鳴る仕組みになっている。

正午前、帝国ホテルの前にある「日比谷花壇」のところに来ると、「すすき」のようなものが見えた。

パンパス

まだまだ暑くても、季節は着実に秋に向けて動いているのだと思って近づくと、「すすき」ではなかった。

「パンパス」と書いてある。

調べてみるとパンパスはアルゼンチン原産で、まさにアルゼンチンの大草原・パンパスに大群落をつくる植物とのこと。

日本には、明治中期に渡来し、別名はシロガネヨシ。
ドライフラワーにすることが多いとのことだった。

「すすき」というより、ホコリを払う刷毛のようにも見える。

近づく緑化フェア

今、日比谷公園の中では、各所で盛んに工事が行われている。

9月29日から1ヶ月間にわたって開かれる「全国都市緑化フェア」のガーデニングや緑化技術を展示するための準備で、緑化フェアはかなり大規模なスケールになりそうだ。

自由の鐘

正午少し前、テニスコートの裏、霞ヶ関の法務省に近いところにある「自由の鐘」の前に到着。
鐘の鳴るのを待つことにする。

以前にも紹介したが、この鐘はアメリカの独立宣言の際に打ち鳴らされた鐘のレプリカ。

昭和27年にアメリカ市民の有志から寄贈されたが、まもなく振り子が壊れ、その後は長い間、鳴ることがなかった。

それが市民の有志の協力によって修理され、2011年10月1日から、正午になると自動的に鐘が鳴るようになっている。

正午に鳴り出す

どんな音なのか、鐘の音をとってあるので、後で動画でご覧下さい。


鉄棒とつり輪

「自由の鐘」のすぐ近くに、鉄棒や体操好きのサラリーマンたちが集まる場所がある。

12時10分を過ぎると、ここで毎日体を鍛えている人たちが続々集まってきた。

左下のおじさんは、スリッパ履きで訪れ、上半身裸になると懸垂を始めた。

背中の筋肉が、ボディビルダーのようについていた。

懸垂のあとはつり輪、胸の筋肉も大したものだった。

集まった人達はそれぞれ、ダイナミックに体を動かし、鍛えていた。

昼休み、サラリーマンが食事

そして日比谷公園には、周辺で働く人が、昼食を持ってやって来る。

このような豊かな緑の中で昼ごはんを食べられるとは、なんて恵まれた人たちだろうと思う。

よく見ると、足元に雀が見える。

この雀、普通の雀と違って人を怖がらない。近くを歩いても逃げることもなかった。

心優しい人たちに、昼食の一部をもらっているうちに、すっかり人に慣れたのだろう。

雀だけでなく、日比谷公園にはたくさんの猫がいて、これまた、人にすっかり慣れている。

時折、餌をたくさん持って、猫に与えているおばさんの姿も見かける。

飼い主のいない個別の命を救ってやりたいという優しい心には敬意を払いたい。

しかし、1ヶ月前に行った知床では、観光客がヒグマの生息する地域でゴミを捨てたため、野生のクマが人を襲いかねないようになってしまうことを危惧するニュースを伝えていた。

ペットではない、野生の生き物との距離感はどうあるべきなのか、考えておく必要はありそうだと思った。

それでは、自由の鐘の音をお聞きください。



スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
スポンサードリンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR