「風の盆」前夜祭から


町並み

今年も「風の盆」の季節が近づいた。
本番は9月1日から3日までの3日間だ。

今それを前に、11の町内会が日替わりで、練習を兼ねて踊りを披露する「前夜祭」が開かれている。

富山にも3年間住んでいたから、2回ほど見に行ったことがあった。

祭り本番の3日間は、たくさんの観光客で、それはそれは大変な混みようだが、前夜祭でもそれなりの混みようだ。

あちこちで練習が

町内のあちこちで、踊りや歌の稽古が行われていた。

このお宅からは、おわら節の生歌が聞こえてきた。

家の前にいる男女は、踊りの稽古に来ていたようだ。

お菓子やさん

町の老舗の菓子屋さん。
二代目は唄い手、三代目で上戸彩さん似の娘さんは踊りに精進していることが、店頭のポスターで紹介されていた。

東新町

この日は、東新町と西新町で「おわら」が披露された。

「おわら」は元禄の頃から続くと言われるが、その起源についてははっきりしないようだ。

格調のなかに哀調を秘めた現在の「おわら」を作り上げたのは、昭和4年に「おわら保存会」を作った地元・八尾在住の医師川崎順二という人物だった。

町流し

踊りは、豊年踊り、女踊り、男踊りの3種類。

豊年踊りは、種まきや稲刈りの農作業を表現したもの。

男踊りは別名「かかし踊り」、これも農作業の所作を表現した、きびきびした踊りだ。

女踊り

女踊りは、女性が蛍取りに興じる姿などを表現したものという。

川崎順二は、日本画家で歌人の小杉放庵や東京の踊りの専門家などに依頼して
現在のような歌詞と踊りに作り上げるのに尽力した。

踊り

それまでの歌詞は、品がいいとは言えない猥雑なものであったようだ。

高音で哀調を帯びた歌、胡弓の切ない響きが、とてもいい。

更に、男性、女性、ともに編笠を深くかぶり、顔を隠すことで、より一層魅力的に見える。

和服姿

石畳の道に、下駄の音が響く。

街中は、ぼんぼりの照明

昼に見た街の印象と、夜の印象は全く違う。

街を離れる車の中から、道路脇のぼんぼりの灯りが、とても幻想的に見えた。



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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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