岬の花と動物たち


厚岸地図

今回ご紹介する場所は、釧路と根室のちょうど真ん中にある厚岸町の二つの観光スポット。

はじめは、地図の右下のところにある「あやめヶ原」、広さ100ヘクタールの広大な原生花園に、春から秋にかけて100種類以上の草花が咲き誇るという。

ヒオウギアヤメ

入り口にあった案内には、6月下旬から7月上旬にかけて咲く「ヒオウギアヤメ」の大群落の写真があった。

国内有数の群落だとの説明があった。

戸を閉める

ヒオウギアヤメの花期が終わった今はどんな花が咲いているのか、楽しみに進むと、こんな柵があった。

あやめヶ原には馬が放牧されていて、人間は、柵で覆われた散策路を歩いて花を観賞するようになっている。

この柵の前の道は馬の通り道で、人はその道を横断する形だ。

岬に咲く花

左上は「エゾフウロ」、右上は「トウゲブキ」というキク科の植物。

観光サービスセンターでもらったパンフレットには、左下の白い花は載っていなかった。

海岸線が見える

海岸線近くまで行くと、海沿いの奇岩や絶壁がのぞめる。

先端に馬がいた

崖近くの草地には、放牧された馬たちが、のんびりと過ごしていた。

草を食むもの、横になるもの、じっとしているものなど様々だ。

観光サービスセンターの人に「馬は何のために放牧しているのですか」と尋ねると、「馬は雑草を食べてくれるのです。でも花は食べません」との答えだった。

原生花園の管理に役立っていることを知った。

愛冠岬

次に訪れたのは「愛冠(あいかっぷ)岬」。
厚岸湾の大黒島、小島が前方に見える。

先端部の緑地

岬の先端近くの緑地にエゾシカがいた。

この写真にも、よく見ると写っている。

その数は、合わせると10頭近くもいた。

トウゲブキの向こうに

トウゲブキの黄色が、とても鮮やかだった。

ちょっと、絵のような写真が撮れた

愛の鐘を鳴らした二人

写真左にシルエットで写る若い二人が、岬の先端近くにある「愛の鐘」を鳴らしていた。

岬入口の説明版には「愛冠」の語源について、次のように書いてあった。

「『アイ・カ・プ』とは、アイヌ語で、矢の上のものの意で、
矢が届かないことから、できない、届かないという意味を持っています。

しかし、それでは『失恋の岬』という意味にもなってしまうので、アイヌ語に漢字をあてた先輩は『出来そうもない困難を乗り越え、愛の栄冠を得るとの思いだったのでしょうか』」。


そんな説明が書かれていたが、少々強引に「愛の岬」に仕立てた感じがしないでもない。

この二人をはじめ、訪れるカップルにとって「失恋の岬」にならないようにと願いながら、この場所を後にしたのだった。
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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