釧路~阿寒サイクリング道路を走る

走ったコース

釧路から東京に戻ってきた。

東京はまだ、猛暑の真っ只中だった。

釧路・道東は涼しくて、酷暑列島日本の中では天国だった。
後ろ髪を引かれる思いで、熱帯の東京に帰ったのだった。


道東の豊かな自然や特徴ある風物の写真をたくさん撮影してきたので、もうしばらく紹介したい。

今回はサイクリングロードの紹介だ。

先日、釧路市内から、阿寒町市街まで30キロ近く続く自転車道路を久しぶりに走った。

この自転車道は、阿寒町の雄別炭鉱の石炭を運び出すために作られた雄別鉄道が、昭和45年に廃線になった跡地を利用して作られたものだ。

走った場所は、コース中ほどの片道5キロ余り、往復で10キロ余りだが、ここを走ると北海道の広さ・大きさをいつも感じる。

牧草

湿原展望台に近い地点から走りだすと、間もなく大きなタイヤのようなものが見えてくる。

牧草を刈って黒いビニールで梱包したものだ。牛たちの冬場のえさになる。

このあたりの土地は海に比較的近く、霧が入り込んで夏場でも気温が低く、米はおろか他の作物もなかなか作りにくい環境だ。

開拓初期にはハウスもマルチもないから、寒さで牧草しか育てられなかった。

だから、酪農がおこなわれているのだ。

牧草は、牛の貴重な食料だから、ひと夏に2回ほど刈り取る。

これまで1回刈り取っていて、今月中にもう1回刈り取ることになる。

美しい風景に見えるが、その裏には、厳しい自然との闘いの歴史が秘められている。

これ、なんだ?

沿道に、ひときわ鮮やかな緑が見える。
山菜好きの方はご存じ、コゴミだ。

とてもおいしい山菜だが、本州では4月ごろに採集するから、ここは3か月余りも遅いことになる。

コゴミ

これなどは、まだやわらかくて食べられそうだ。

フキ

食用といえば、沿道には、フキがいやになるほど生えている。

あまり多すぎて誰も採集しないが、救荒食物としては役に立ったことだろう。

歌手の松山千春さんの故郷・足寄町では、人の背丈ほどあるフキ(ラワンブキ)が名物で、煮物、漬物、砂糖漬けにしたものなどが名産として知られている。

直線が続く

サイクリングロードは、ほとんどがこんな感じの直線だ。

どこまでも続く直線というのは、本当に疲れる。

そこで、道端や、たまに見かける沿道の住宅に咲く花を写真にとりながら走った。

マーガレット

住宅の庭に咲いていた白い花。

ちょうど花の手入れをしていた奥さんがいたので、花の名を聞くと「八重のマーガレット」とのことだった。

この花ほど派手さはないが、よく見ると沿道には雑草に交じっていくつかの花が咲いている。

写真を撮って1枚にまとめると、こんな感じになった。

沿道に咲く野の花

アップにすると、意外に美しい。

短い夏もまもなく終わる。

沿道の花たちも一生懸命、生命の花を咲かせていた。
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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