港町のUFOキャッチャー

MOO

今、私にとって懐かしい地・福井に来ている。

「医者、僧侶の友を持つべし」という言葉に間違いはない。

親しい歯科医師の友がいて、歯の治療をしてもらうために、はるばる福井にやってきたのだ。

時間と金をかけても来る価値がある。

何日もかけて治療するのではなく、集中的に治療してくれるのだから、ありがたい。
交通費をかけてでも、早く処理してほしいのだ。

このため、今日は走ったり、写真を撮ったりする時間がない。

そこで今日は、先日までいた釧路の話題をもう一つ、紹介したい。


釧路で見かけた、港町らしいゲーム機の話だ。

釧路フィッシャーマンズワーフ「MOO」。

釧路市出身の建築家「毛綱毅曠(もずな きこう 1941~2001)」の設計した建物の一つ。

市内には、彼の設計した個性豊かな建物がいくつもあり、釧路という町の一つの個性にもなっている。

作品の中には、日本建築学会賞を受賞したものが複数あり、国内外で高い評価を受けていたが、10年ほど前に亡くなった。

このブログでは機会を改めて、彼の作った建物を紹介したいが、今日は「MOO」の中で見かけたUFOキャッチャーの話をしたい。

マリーンキャッチャー

MOOとは、MARINE OUR OASIS の頭文字をとって命名したもの。

観光客に、地元の名産、味覚、観光情報を提供しようと23年前にできた5階建ての施設。

ところが、釧路空港に到着した観光客は、釧路市内に入ることなく、阿寒湖や摩周湖、知床に直行するケースが多く、観光客の誘致は苦戦している。

この建物も、上のほうは釧路市役所関係の部署が入居していて、すべてが観光客に向けた店舗で埋まっているわけではない。

その3階で、いかにも港町・釧路にふさわしい「UFOキャッチャー」を見つけた。

マリーンキャッチャー機械

「UFOキャッチャーとは、クレーンをうまく操ってぬいぐるみ」などの商品をゲットするゲーム機のことだ。

この機械には、マリーンキャッチャーと書いてある。

景品は、生きた毛ガニ。

水槽には、合わせて3匹の毛ガニが入っていた。

ゆで方

ゆで方まで書かれていて、やる気を誘う。

1回300円だ。

ボイルします

横には、「ボイルいたします」とも書いてある。

観光客が、うまくカニをゲットしたら、ビールのつまみになるという寸法だ。

ところが、その右手にこんな文句が。

「簡単には捕まらないよ」

確かに、ユーチューブにアップされている動画を見ると、捕獲するのはかなり難しそうだ。

水中でのクレーン操作に加えて、カニは生きているので、動いて逃げてしまう。

「カニを捕まえるのは、至難のわざ」のように感じたが、

さて、それはそのまま「観光客をつかみきれない釧路市の悩み」ではないかと気が付いた。

「夏の涼しさ」は、第一級の観光資源だから、町の振興に何とか役立ててほしいのだが、

観光客が素通りしてしまうのは、40年前と変わらない。

もったいない話だと思う。




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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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