迎賓館の一般参観へ

受付

迎賓館の今年の一般参観が始まった。

迎賓館の前を走る度に中に入ってみたいと思い、いつもインターネットで日程をチェックしていた。

6月ごろに往復はがきで応募したところ、初日の24日に参観することができた。

受付で手荷物検査などをして、いよいよ中に入る。

列に並んだ人が、「1日につき2000人の入場」と話しているのが聞こえた。

正面

まず、建物を正面から見る。
日本の風景とは思えない。どこかヨーロッパにいる感じだ。

パンフレットには
「明治42年、紀州徳川家の中屋敷があった場所に、東宮(皇太子)御所として建設された日本唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築です」と書いてある。

東宮御所としては、あまり利用されることなく、戦後は国立国会図書館、内閣法制局、東京オリンピック組織委などに使用されていた。

ウィキペディアによると、あまり使い勝手がよくなく、管理費も嵩んだためだという。

その後、日本が世界との外交・交流を深める中で迎賓館としての利用が決まり、大規模な改修のあと、昭和49年から迎賓館として利用されている。

玄関の上

正面玄関の上部には、武将をかたどった造形が見える。

遠くからだと、この造形に気づくことはなかったが、今回初めて知った。

いよいよ内部へ

いよいよ中に入る。

これからは、内部は撮影禁止だ。

「迎賓館で宿泊・接遇できるのは、外国の元首またはこれに準ずるもので、国賓として招請することを閣議決定した場合など」と、迎賓館運営大綱で定められているという。

接遇に支障のない時期に一般参観が行われ、こうして私たちが内部を見学できるというわけだ。

内部の様子については、パンフレットの写真で紹介しよう。

花鳥の間

公式晩さん会が開かれる「花鳥の間」。

この大きなシャンデリアの中には、球体のスピーカーが入っていて、重さは1125キロあると、説明の人は話していた。

ここは、これまで3回、サミットのメイン会場として使われたという。

中央階段

ここは正面玄関から続く中央階段。

この場所の実際の色合いは、もっと白っぽく明るい感じだった。

来訪した賓客を天皇皇后両陛下が迎える所だ。

朝日の間

階段を上った正面に「朝日の間」がある。

入り口には、小磯良平の絵が左右に飾られていた。

平成21年、創建当時の建物である旧東宮御所本館、正門、主庭噴水池などが国宝に指定されている。

よく手入れされた樹木

本館を出て、南側(本館の裏側)にある主庭に向かう。

よく手入れされた樹木が美しい。

記念植樹

国賓として訪れた首脳の記念植樹もあった。

右は、フォード元アメリカ大統領。
左は、ゴルバチョフ元ソビエト連邦共産党書記長のもの。

噴水

国宝に指定された噴水が見えてきた。

夏の陽射しの中、とても涼しげだ。

アップ

迎賓館の敷地の面積は、11万7千㎡。
坪数にして3万5千坪あまり、建物の周囲には、広い森が広がっている。

今回見学したのは、敷地のごく一部だが、それでも相当な距離を歩いた。

見学者は、噴水近くにあるテントの休憩所で一休みしてから、出口に向かっていた。

「昔は広い家に憧れたが、狭い家でよかった」と呟いたら、近くにいた人も頷いていた。





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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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