グランドジャッド島の日曜日の午後~台場

台場、日曜日の午後

5月下旬の日曜日の午後、台場。

お台場海浜公園をジョギングをしていて、ふと、付近の風景が、フランス新印象派のジョルジュ・スーラの名作「グランドジャッド島の日曜日の午後」に似ていると思った。

いかがですか、この写真。
そんな感じがしませんか?

スーラの名作

これがジョルジュ・スーラ(1859-1891)の作品。

勿論、お台場にはウェストを絞った女性も、山高帽をかぶった男性もいませんが、
明るい陽射しと木陰、少し見える水辺の風景が、似たような雰囲気を醸し出しているように思える。

グランドジャッド島は、フランス・パリ西部のセーヌ川の中州にある島とのこと。
地図で見ると、凱旋門から3キロ余りのところ、歩いてもそれほどの距離ではない。

お台場も都心から近いことを考えると、立地も似ているのかもしれない。

潮風公園のトリックアート

お台場海浜公園の隣に広がる「潮風公園」に、「グランドジャッド島の日曜日の午後」をイメージした作品があるのを思い出した。

前にも紹介したが、再度見ていただきたい。

日本のトリックアートの第一人者だった福田繁雄(1932-2009)の作品だ。

作品名も「潮風公園島の日曜日の午後」(1995)

レインボーブリッジを借景にした、素晴らしい場所に作品はある。

向きを変えると

90度、角度を変えて見ると、ピアニストが演奏しているように見える。
よく、そこまで考えて作り上げたものだと感心する。
面白い作品だ。

初夏の日差し

初夏の陽気となったこの日、お台場海浜公園前の海では、ウインドサーフィンを楽しむ人がいた。

こんな都心で、ウインドサーフィンができるとは、東京も捨てたものではないように思えた。

浜辺で

海辺で砂遊びをする子供、散歩をする家族連れ。

手軽に、自然と親しもうという人たちが、大勢やってきていた。

赤潮だ

ところが、渚を見ると「赤潮」だ。

毎月、最終日曜日は「東邦大学・東京湾生態系研究センター」の人たちが、ここの海に潜って「生物調査」を行っている。

大学の人に「どうです?海の中はだいぶきれいになりましたか」と尋ねると「変わりませんね」との返事。

「今日は赤潮も出ています」と付け加えた。

水質改善実験

赤潮は、富栄養化でプランクトンが異常繁殖して発生するといわれている。

海中の酸素が豊富で生物がたくさん生息していれば、プランクトンを食べるので赤潮の発生を抑えることができる。

このため、海浜公園の海底に酸素を送り込み、水質改善を図ろうという実験が今年の3月から始まっている。

これは、その仕組みを書いたポスターだ、
4月25日のブログでも紹介した。

実験がスタートして3か月、まだ目に見えるような効果は表れていないようだ。

セーリング

水質改善実験は、今年の12月まで続く。

お台場の海辺に自然が戻り、手軽に海の生き物たちと触れ合うことができれば、とても素晴らしいこと。

海辺にテントを張り、家族や親しい人と来ていた多くの人たちも、きっとそんな豊かな自然を望んでいるはずだ。
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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