隅田川の夜景のおすすめ

隅田川の河畔のことを「大川端」というが、調べてみると「大川端とは、隅田川の下流。特に吾妻橋から新大橋までの右岸一帯の称」とある。

と、なると台東区、中央区の川沿いが大川端ということになる。
駒形、蔵前、柳橋、日本橋浜町といったところが、それにあたるのだろう。

私がいつも走るのは隅田川左岸だから、気取って「大川端のジョギング」とは言えないのが残念だ。

しかし、涼しい風に吹かれての隅田川沿いのジョギングは気持ちいい。

特にこれからの季節は、夜景を見ながらというのが最高だが、その前に昼の様子からご紹介しよう。

深川万年橋

前にも紹介した広重の描いた「深川万年橋」。

万年ということで亀を画面の中央に描いているが、橋が描かれていない奇妙な絵だ。
これでは、江戸時代当時、橋がどんな形をしていたのか全く分からない。

北斎・万年橋

こちらは葛飾北斎が描いた万年橋。太鼓橋のような形をしている。

画面手前が、隅田川に注ぐ人工河川の小名木川。

隅田川の向こうに富士山が見える。

江戸と利根川水系を結ぶ重要な水路で、船の通行を妨げないように橋は高く架けられていたという。

今の万年橋

現在の万年橋。

小名木川の流れは変わらないが、橋の下はずいぶん狭くなっているようだ。

芭蕉像

このあたりに、芭蕉の暮らしていた「芭蕉庵」があったということで、近くには芭蕉記念館があり、川沿いには隅田川の方を向いて、芭蕉の像が建っている。

大川端芭蕉句選

川沿いの遊歩道「隅田川テラス」には、芭蕉の名句のいくつかが紹介されている。

新大橋

万年橋のすぐ上流の隅田川に架かる新大橋。

「大橋」と呼ばれた両国橋に続く橋として架けられたので「新大橋」と呼ばれた。

橋のできたのは1694年(元禄6)なので、決して新しい橋とは言えない。

対岸は、日本橋浜町だ。

「明治一代女」の歌の文句、「浮いた浮いたの浜町河岸に・・」の、あの浜町だ。

川沿いは涼しい風はあっても陽を遮るものもなく、これから夏場にかけて日中に走るのはつらい。

これからは、早朝か夕方のジョギングが中心になる。

さて、それでは、この付近の橋の夜景をご紹介しよう。

新大橋夜景

これは、新大橋の夜景。

昼とは、まったく違った印象だ。
黄色がとても鮮やかだ。

万年橋夜景

そして、これが万年橋の夜景。広重も北斎も見たことのない風景だ。

更に、隅田川を下流に進むと。

清洲橋夜景

清洲橋。

昼も端正な感じだが、このアングルはとてもロマンチックだ。

この橋も対岸は、日本橋浜町、人形町といった江戸情緒豊かな街になる。

隅田川大橋夜景

清洲橋から一つ下流の橋・隅田川大橋から撮影した写真。

上流の方にカメラを向けると、スカイツリーが正面に見える。
手前の橋は、清洲橋だ。

永代橋夜景

そして、今度は向きを変えて下流の方を写してみる。

永代橋だ。

その後ろには、石川島の高層マンション群と、中央大橋が見える。

この夜景は、なかなかの迫力だ。

スカイツリーの登場で、隅田川沿いの夜景は一つ魅力を増したようだ。


隅田川には、まだまだたくさんの橋が架かっている。

それらの橋の夜景については、また別の機会にご紹介したい。
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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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