東京タワーが日本一の座を降りるとき


スカイツリー開業前日のタワー

東京スカイツリーの開業の前夜、東京タワーの写真を撮った。

東京タワーの高さは、すでに2年前の2010年3月29日にスカイツリーに抜かれていた。

そして5月22日からは、営業しているタワーとして、高さ・日本一の座をスカイツリーに譲ることになった。

スカイツリーが登場してきた背景には、建物の高層化が進んだこと、電波の有効利用のための放送の地上デジタル化に際して、東京タワーの333mという高さでは十分ではないということがあった。

晴海橋から二つのタワー

これは、去年・2011年の2月に、豊洲の晴海橋から撮ったパノラマ写真だ。

両端に二つのタワーが小さく写っている。(よく見てもわからないくらいだ。小さくてごめんなさい)

晴海橋をまっすぐ進むと、ちょうど銀座4丁目の交差点に出るが、その線を挟んで左右に二つのタワーが建っていることになる。

スカイツリーの高さは634mと東京タワーの2倍近くの高さがあるが、周りの建物も高く、それほど高いようには見えない。

スカイツリーの開業によって、下町に観光名所が増え、周辺の地域の活性化に大きく貢献することになるのだろう。

隅田川沿いは私のジョギングのコースなので、建設のはじめからスカイツリーを見てきた。

今日は、開業を祝して、私の「スカイツリーを見るポイント”ベスト3”」を紹介したい。

隅田川大橋から

隅田川に架かる橋からの眺めはそれぞれ素晴らしいが、私が一番好きなのは隅田川大橋からの眺めだ。

このように真正面にスカイツリーを見ることができる。
まことに堂々とした風景だ。

見えている橋は、清洲橋。

隅田川右岸から

次は隅田川右岸、吾妻橋付近から見たツリーが美しい。
ここは、浅草観光に来た人が必ずと言ってもいいほど訪れる定番のスポット。

特に桜の季節は素晴らしい。

桜越しのツリー

隅田川公園の桜の老木越しに見るツリーは雪景色と見紛うようだ。

文京シビックセンターから

そして文京区春日にある文京区役所・シビックセンターからの眺めも捨てがたい。

ここは、最上階の展望スポットが無料で、周辺の眺めを楽しめるほか、

文学好きの方なら、樋口一葉、宮沢賢治などが暮らしていた菊坂を探すなどの楽しみも味わえる。

開業2日目のスカイツリー

開業2日目の東京スカイツリーのライトアップされた様子を撮ってみた。

隅田川の吾妻橋付近では、写真を撮ろうという人であふれていた。

ということで、これからは東京を代表するタワーの第一は東京スカイツリーということになるのだろう。
しかし、その座を譲ったからと言って、東京タワーは、引退したり、壊されてしまうわけではない。

まだまだ、生き続け、活用されてゆくことになる。

これからのタワー

来年のはじめに、地上デジタル7局の送信所が東京スカイツリーに移転した後も、NHKと民放キー局5社の予備電波塔として使用されることになっている。

しかし、スカイツリーの開業で東京タワーの展望台の観光客が減少することは避けられないだろう。

子供のころから見続けてきた東京タワーが、これからの新しい環境の中でさびれてしまうのではないかと、気がかりではある。


自分たちの子供の頃の思い出の背景には、いつも東京タワーの姿があった。

「3丁目の夕日」の夕陽が沈まぬように、これからもエールを送って行かなければ。
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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