東京タワーが建った頃~付近に高層ビルはなかった


東京タワー開業前日

昭和33年12月23日、東京タワーの開業前日に撮影された写真が、本に載っていた。

東京タワーの手前に、赤羽橋、芝公園グラウンド、芝園橋、戸板女学園(今の戸板女子短大)が写っている。

高いビルは全く無く、見渡す限り、低い家並みが続いている。

先の戦争で、このあたりが空襲を受けたことは母親などから聞いていた。
しかし、こうして航空写真で見てみると、「当時はこんなに平面的な街だったのだ」と改めて驚く。

タワーを見通せた

これは私が小学生か中学生の頃か、おもちゃのカメラで撮影したもの。

家の2階の屋根に上がって、東京タワーを写したのだが、芝公園のグラウンド越しにタワーのほぼ全景が写っている。

タワーから芝園橋を探る

これは前の写真とは逆に、東京タワーから芝公園のグラウンドの方を撮影したもの。

プリンスホテルのパークタワーが建ち、グラウンドはその陰になって殆んど見えない。

アップしてみる

更にアップしてみる。

芝公園グラウンドが僅かに写っている。
照明が見えるので、野球場だとわかる。

首都高速の下は日比谷通りが左右に走っているが、まったく見えなくなっている。

NEC日本電気、昭和47年

これは、日比谷通り沿いに建つ日本電気(現在のNEC)の本社の建物。

昭和47年の撮影だから、東京タワー開業から14年後だが、それでも周辺のビルの数は数えるほどだ。

日比谷通りが、左からの第一京浜と合流して品川方向に延びているのがわかるが、
写真では高輪の先まで、よく見える。

日比谷通り、戸板前

これは、今の日比谷通り。

戸板女子短大の前から、第一京浜の方を撮ったもの。

ビルが壁のように道路沿いに建って、左右共に遠景の見通しは全くきかない。

浦島太郎も驚くほどの変わりようだ。

森タワーに映るタワー

愛宕の森タワーに映る東京タワーを写してみた。

日本の歴史の中で、僅か50年でこれほど変わったことは、おそらくないのではないか。

更に通信技術をはじめ科学の飛躍的な進歩で、暮らしも大変なスピードで変化している。

東京スカイツリーが間もなく開業するが、開業して50年たった時、世の中の暮らしはどのように変わっているのだろう。

おそらく、これまでの50年以上に劇的な変化を遂げているのに違いない。

そんなに急がなくても、良さそうな気がするのだが。
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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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