街なかの「広報・看板」を見て思ったこと


今日は、最近目にした公的機関の広報や看板などから、思ったこと、感じたことを紹介したい。

川で交通安全

隅田川沿いを走っていたら、スピーカーで「春の交通安全運動」が始まったことを伝えながら3隻の船が走って行った。

大漁旗のようにカラフルな旗を立てて、かなりのスピードで走って行ったのは、台場にある湾岸警察署に所属する船だ。

風でマイクの音が流されよく聞こえなかったので、効果には若干の疑問を感じながらも、ご苦労様と見送った。

そして考えた。「そういえば、最近は不注意による交通事故・酒酔い運転に対して、社会がとても厳しくなったなあ」と。

私が社会人になった昭和40年代は、経済の高度成長とモータリゼーションの進行に伴って、交通事故が激増。

交通事故多発が社会問題になったが、その反面、個々の事故については件数が多すぎてニュースになることは殆んどなかった。

ところが、博多市役所職員の飲酒運転で3人の幼児が死亡した事故などをきっかけに、警察も社会も取組や対応が大きく変わった。

今ではたとえ軽度の酒気帯び運転でも、公務につく者であれば全国ニュースになり、厳しい処罰を受けることは間違いない。

2010年8月、森喜朗元首相の長男が酒気帯び運転で事故を起こして警察に逮捕され、県議を辞職するなど、
同様のニュースは枚挙にいとまがない。

こうした取り組みもあって、交通死亡事故は昭和40年代に比べて大きく減少してきているし、酒酔いや不注意運転をしないというドライバーの意識もずいぶん向上してきて、結構なことだと思う。

振り込め詐欺防止

「振り込め詐欺防止」に、ソフトバンクのCMに登場する「お父さん」を起用したポスター。

「振り込め詐欺」については、これまで何回となく手口が報道されたり、犯人が捕まったりしても、依然として新たな被害が続いている。

子を思う親の気持ちに付け入る卑劣な犯罪なのだから、交通キャンペーン以上に強力な取り組みをしてもらいたいと思う。

交通ルール

どうです、このポスター。
里見浩太朗さんの若いこと。

「年配者の交通事故防止」は、高齢化社会を迎えつつある日本の課題の一つなのだろう。

ポスターの「ああ交通安全に笑顔あり」というレコードは、水戸黄門の主題歌「あゝ人生に涙あり」をもじったもののようだ。

はたして、このポスターでお年寄りの交通安全意識をどれほど高めることができるのかは疑問だ。

しかし、このポスターは人目を引くことは間違いない。

かなりの人が、里見さんの若い写真に見入ってしまう。

そして、さらに云えば「人は誰でも年をとる」ということを、このポスターを見るうちに感じてくる。

もし、そのメッセージが若い世代に伝わって年配者にやさしい気持ちを持ってもらえれば、このポスターの存在意義は十分あるのだが。

そこまで深読みを期待するのは欲張りだろう、でもそう願いたい。

喫煙スペース

この写真は、靖国神社の本殿の裏手の方にある喫煙所だ。

簡単な木の塀の中に囲われた形になっている。
閉じ込められた空間ではないが、隔離されたという感じは受ける。

ここ20年ほどの間に、喫煙を巡る環境は大きく変わった。

本人だけでなく受動喫煙による他人への健康被害の問題もあって、喫煙できる場所は驚くほど狭くなった。

私は都内を走るたびに、見かけた公衆トイレを頭にインプットしているが、喫煙者も自分なりの喫煙所マップを持っていないと不便だろうと思う。

しかし、私の感じでは、公衆トイレの数と比べ喫煙場所の数は相当少ないように思う。

分煙を徹底するためにも、もう少し喫煙場所を確保してやることが必要に思えるのだが。

不法投棄

これは、隅田公園で見かけた看板。

花見のゴミではなく、粗大ごみを意識した看板だと思うが、
ゴミを不法投棄すると、こんなに罰則が厳しいものだとは知らなかった。

ごみの分別、捨て場

花見のゴミといえば、各地の花の名所には、こうしたごみの集積場が作られている。

警備本部

上野公園ではプレハブの警備本部まで作り、警察官が万一に備えて対応していた。

そして、隣には消防の救護本部まであった。

だが、よく考えてみれば、こうしたことに役所が対応するのは大変なサービスではないだろうか。

市民が「花見」という行事を楽しむために、お役所がそこまで世話をしてくれる国が、果たして世界にあるだろうか。

花見に行った中国人が、ごみを選別して捨てる日本人の姿に感心していたというニュースを見た。

花見の裏方として頑張る公務員の姿を見れば、外国からの観光客はきっと感心するだろうと思う。

江戸時代に日本を訪れた多くの外国人が、武士だけではなく馬方など庶民を含めて、日本人が仕事に当たって見せる正義感や責任感を高く評価している。

そのことは誇りに思うべきだし、これからも保たなくてはならない。そして評価もすべきだとと思う。

席取りのルール 隅田川

最後に、花見の「席とりのルール」について触れたい。

これは浅草に近い隅田公園にあったもの。

テープやひも、貼り紙は撤去すると書いてある。

席とりルール 芝公園

こちらは、芝公園で見かけたもの。

留守番を配置するのは同じだが、細部は場所によって違うようだ。

来年、人気の場所で花見をする場合は、ルールに従ってどうぞトラブルの無いように。

老婆心ながら、付け加えておきます。

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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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