三井邸、高橋是清邸の春~たてもの園


着物で楽しむ

小金井市の「江戸東京たてもの園」を訪ねた。

この日は「春先キモノ日和」と題して、着物姿で茶会やふろしき入門講座などを楽しもうというイベントがあり、和服がたてもの園の風景とマッチしていた。

三井邸の門

茶会が開かれていたのは、三井八郎右衛門邸。

三井同族十一家の総領家(北家)の「三井八郎右衛門高公氏」の邸宅。

昭和27年、港区西麻布3丁目(当時は麻布笄町)に建てられた。

玄関先

玄関を入って、すぐ目につくのが梅の花。

そして廊下の上を見上げると、素晴らしいシャンデリア。

日本最初の銀行である国立第一銀行に飾られていたものだという。

「この家は、戦災で本邸が焼失したため、日本各地にある三井財閥関連施設を移築することで構成されていて、往時をしのばせる建物」と、説明にあった。

障子の先の梅

障子と窓の先に、満開の白梅。

息をのむような美しさだった。

白梅の中にかすかに黄色が見える。
白梅の先に「山茱萸」の花が咲いているのだろう。

庭から見た建物

庭から、白梅を見る。

花をつけた樹の姿が、とてもきれいな半円形をしている。

前方から

こちらは、高橋是清邸。
もともとは、赤坂の高橋是清記念公園の中にあった建物だ。

明治35年(1902)から昭和11年(1936)、2.26事件で暗殺されるまでの30年余り、是清はこの家で過ごした。

庭の方から見た家

庭の方に回って、建物を見てみる。

当時としては高価なガラス障子を多量に使用しているのが、よく分かる。

写真と書

2.26事件の際、是清は2階の寝室にいて、青年将校たちに襲われた。

その部屋には、孫と一緒に写した写真と、是清の書いた書が飾られている。

書は「不忘無」と書いてある。
「無を忘れず」と読むのだという。

とても、深い意味がありそうだ。

光が屈折して面白い

外を見ると、昔のガラスのせいで形がゆがんで見える。

庭先、春はまだ

庭を見ると、彩はまだ乏しい。

春の訪れはまだ先のようだ。


山茱萸と梅

山茱萸と梅は、ようやく開花したばかり。

しかし、今頃の風景も風情があって捨てがたい。

平成24年3月27日、高知では桜が満開を迎えたという。

春爛漫の訪れを、楽しみに待つことにしよう。
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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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