熱帯の秘密はゴミ~「夢の島熱帯植物園」



熱帯植物園

夢の島にある熱帯植物園に行ってきた。

この植物園は、花に乏しい季節でも色鮮やかな花を見ることができる施設。

花の好きな人にはおススメの場所の一つだ。

清掃工場

一年中、花を楽しめる秘密は、植物園から見えるこの煙突の建物・新江東清掃工場にある。

清掃工場ではゴミを焼却して発電しているほか、その熱で作った125度の熱水を植物園に送っている。
植物園では、その熱を園内の温度管理に利用しているのだ。

因みに、ごみ発電の能力はかなりのものだ。

ホームページを見ると、震災で電力不足が心配された去年8月初めには、電力需要のピークに合わせて焼却量の調整を行い、一般家庭4万7千世帯分の電力を送電したと書いてある。

カカオ

植物園の中の様子を紹介しよう。
まず、熱帯ならではの実のなる風景から。

カカオの実。
こんなに鈴なりになるものだと、初めて知った。

リョウリバナナ

バナナの実がなっている。
下に垂れ下がっているのはバナナの花だという。

このバナナは「リョウリバナナ」といって、私たちがよく食べるバナナとは違う種類のものだ。

かたいので、熱を加えて食べるそうだ。

ラン

これからは園内の花を紹介しよう。
ただし、すべてに名札がついているわけではないので、花の名前がわからないものも多い。

黄色い花はオンシジウム。

真ん中と右下の花は胡蝶蘭の系統。
胡蝶蘭は蝶に姿が似ているからこの名があるが、属名の「ファレノプシス」とは「蛾のような」という意味だとか。

右上はカトレアですね。

エビデンドラムなど

左上はエビデンドラムという植物。

右上は、エクメア・ファスキアータ(パイナップル科)と名前が書いてあった。
いずれも私は初対面だ。

私が以前仲間に入れてもらっていた川柳の会で、同人のこんな句が今も印象に残っている。

『花の名も知ってる 嘘も知っている』

どうですか、奥が深い句だと思いませんか。

こんな花の名前も知っていて、世間の機微も十分に心得た人。

「世の中の酸いも甘いもかみ分けた人」というのは、こんな人ではないだろうか。

アマゾンリリーなど

左上の白い花は「アマゾンリリー」
右下は「ベニヒモノキ」

バンダ

左下は「ハイビスカス」のように見えるが、名札がないので違うかもしれない。

右下は「バンダ」。

それにしても、花は美しい。
でも、どうして人は花を美しいと思うのだろう。

蜂や虫、鳥たちが、蜜や実に誘われて花のまわりに集まるのはわかる。

でも、なぜ人間は花に心惹かれるのだろう。

最近では、きれいな花びらをサラダにして食べるという話も聞くが、殆んどの人は花を食べる対象としては見ていないのに。(ただし、私は山形で暮らした経験から、菊だけはおいしい食材として見るようになっている)

人が花に惹かれるのは、そこに一体どんな摂理が働いているのだろう。

もしかすると「花が咲くということは、蜜や実ができるサイン」だと人間にも刷り込まれているのかも知れない。
他の動物と同じように。
しかし、これは私の勝手な推測だ。

インターネットで「人はなぜ花を美しいと思うのか」と検索してみると、実に様々な考えがあり、実際のところよくわからない。

どうでしょう
考えてみれば不思議だと思いませんか?


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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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