鷽替(うそかえ)神事~亀戸天満宮へ

1月24・25日は、亀戸天満宮の鷽替(うそかえ)神事の日。

ちらし

私が「鷽替え神事」を知ったのは、福岡で暮らしていたころだ。
太宰府天満宮では、毎年1月7日の夕刻にこの行事が行われ、ニュースでもよく紹介された。

亀戸天満宮では、太宰府天満宮にならって1820年(文政3)に始められたということで、
すでに200年近い歴史を重ねてきたことになる。

鷽とは

そもそも「鷽替え」とは、鷽という鳥をかたどった木像を人々が交換する行事だ。

鷽は、スズメ目の小鳥で山間部に住んでいる鳥で、130円切手のデザインにもなっている。

この神事について、神社のチラシには
「(鷽は)凶事を『嘘』にして吉事に取り替える、または人々が知らず知らずのうちについた『嘘』を『誠』に取り替えると伝えられています。
鷽を取り替えることによって一年の吉運を招き、幸福を得ることができると信仰されてきました」と書いてある。

つまり簡単に言えば、嘘を誠に、あるいは吉事に変えて、幸運を手にしようという神事だ。

亀戸天満宮

亀戸天満宮では、1月25日の初天神の日と、その前日の24日に行われている。

前年の鷽

ただし、ここでは太宰府天満宮のように鷽を互いに交換することはせず、前年の鷽を神社に納めて新しい鷽と取り替えている。

受験シーズンとも重なって、今年も多くの人が参拝に訪れていた。

梅のつぼみ

ここ亀戸天神は、梅や藤の名所でもある。

境内の梅のつぼみは、だいぶ膨らんできている。
去年は1月31日から2月一杯の日程で、「梅まつり」が開かれている。

境内の200本の梅の花が咲くのも、もうすぐだ。

花の季節待ち

今年はこのランドマークの完成で、花がいっそう引き立ちそうだ。


さて、ここからは話題が変わる。
街で見かけた気になる看板の第2弾だ。

亀戸天満宮を後にして錦糸町駅の周辺に来ると、面白い店の名前を見かけたので紹介したい。

朝まで

居酒屋「朝まで」というのがあった。

「毎日、朝まで営業とは疲れるだろうな」と思って写真を撮った直後、シャッターが開いて、中から経営者らしい人が顔を出した。午後3時前だ。

私より少し年長のように見えるおじさんだった。少し疲れた感じだった。
これから、おじさんの一日がはじまるのだろうと勝手に思った。

そして、視線を少し先に移すと「日活思い出酒場 Tony’s」というのが見えた。

日活フアン

Tonyとは、赤木圭一郎の愛称だ。
どうやら赤木圭一郎のフアンが経営しているのだろう。

赤木圭一郎はゴーカートを運転中事故で死亡し、日本のジェームスディーンといわれた日活のスターだ。
亡くなってから、もう50年も経つ。

私も、私の友人も赤木圭一郎が歌った「霧笛が俺を呼んでいる」をカラオケで歌うことがある。

しかし、赤木圭一郎を知っている人は今や数少ないといっていいだろう。

看板のフレーズは少々意味不明だから、当時の日活スターのフアン以外の客が入るとは考えにくい。

一体、この店にはどんな人が集まり、どんな様子で時間が過ぎてゆくのだろうか。

「世の中は、ほんとに広い」と思いながら、帰路についた。
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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