今年の羽子板市

今年も浅草・浅草寺境内で年末恒例の羽子板市がはじまった。
今年の羽子板市はどんな様子なのか、楽しみにして走った。

浅草寺境内

江戸時代から続く羽子板市。
今年も羽子板のほか羽根、凧、正月の縁起物などを売る50軒ほどの露店が並んだ。

羽子板市の起源は、古くは「邪気を跳ね返す板」として女の子の成長を願う風習からきているということだ。

今年の顔は

毎年の楽しみは、変わり羽子板に「今年の顔」としてどんな人物が描かれるかということがある。
まず目についたのは、女子ワールドカップ優勝の立役者・沢穂希選手と、大関昇進の琴奨菊関。

今年の顔2

昨年末から今年にかけて子供たちに学用品などを贈ってくれたタイガーマスク、漫画で大ヒットした「ピース」の登場人物を描いたものもあった。

しかし去年と比べ、変わり羽子板はあまり見かけない。

やはり、今年のニュースのトップに挙げられるのは「東日本大震災」だからだろう、
チャリティを目的とした、こんな羽子板に人が集まっていた。

歌舞伎役者のサイン

これは歌舞伎役者のサイン羽子板。
欲しい人が1000円単位の金額で入札し、売り上げを被災地に贈ろうというものだ。

多くの人が、希望の入札額を書いた紙を箱の中に入れていた。

若い女性

総じて今年は、歌舞伎の名場面や着物姿の女性を描いたものなど伝統的な羽子板がほとんどだったという印象が強い。

羽子板が売れると、お約束の威勢の良い手締めの音が境内に響く。
まさに年末の風物詩だ。

芸大生とのコラボ

これは芸大生と羽子板職人とがコラボレーションして作り上げた羽子板。

デザインが一味違う。
アートとして、様々な現代の空間に展示しても面白そうだ。

手形

これは、羽子板に自分や子供の手形を押して健康や幸せを祈念しようというもの。

この子の前には、生後10か月の我が子が健康に育つようにと、紅葉のような手形を羽子板に残す若いお母さんの姿も見られた。

似顔絵

これは、自分の似顔絵を羽子板に書いてもらおうというものだ。
料金は一人3000円、二人だと4000円だという。
実物以上に書いてもらえれば安いものだ。

豪華な飾り羽子板だけでなく、それぞれの思い出になったり幸せを祈念するためのツールとして、様々な羽子板があって楽しかった。

そして、もう一つ感じたことは、浅草寺境内でたくさんの外国人を見かけたことだ。
中国語、韓国語、英語・・さまざまな言葉が聞こえてきた。
震災直後とはずいぶん様子が変わってきたという印象だ。

「普通」に戻るということはとても大切なことだと改めて思った。。


羽子板市は今年も12月17日から19日まで開かれる。
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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