機内サービスがずいぶん変わった

今回、ANAの沖縄便に乗ってみて、機内サービスが以前と比べてずいぶん変わったことに気がついた。
まず、この案内を見てもらおう。

マイチョイス
これは、座席の前のポケットに入っている案内のリーフレット。
「マイチョイス」と書いてあるが、つまりは有料のメニューということだ。

中を見ると
中を見ると、最初はスープやワイン、ビールなどが載っている。

今から10年以上前、エールフランスの機中で、無料のワインやウィスキーをしこたま飲んで旅したことを思い出す。
今でも、エールフランスでは、ワインは無料でサービスされているというが、今のように価格競争が厳しい環境の中にあっては有料化はやむを得ないのだろう。

先日も、JALと提携しているアメリカン航空が破産法の申請をしたというニュースが伝えられたばかりだ。

飲み物

次のページは、沖縄便のオリジナルメニューと、短時間路線のメニュー。

ベーグルサンドとコンソメ、フルーツゼリーのセットで1000円。
隣の席の年配のおじさんは、これを食べていた。

40年も前の北海道便では、同じような内容の軽食が無料でサービスされたが、それは遠い昔の話。
国内便の普通席で軽食サービスが全廃されたのは1999年3月のことだという。

ここまでは、特に驚くことはない。

変わったなと感じたのは
コーヒーも有料サービスになっていたことだ。

無料のものは

無料なのはお茶とアップルジュースだけ。
少々さびしいメニューに厳しい経営環境を実感した。

ANAが普通席における機内サービスをこのようにしたのは、2010年の4月からという。
(JALは2010年10月現在で、ソフトドリンク、コーヒー、スープの無料提供を継続しているとのことだが、現在については不明)

空弁
こうした中で売れているのは「空弁(そらべん)」。空港内の売店でお好みの弁当を買って機内に乗り込む。
鉄道の旅と全く同じだ。

こうした動きの背景には、格安航空会社の登場がある。
乗客を運ぶ以外のコスト・費用はすべて有料にして安い価格を実現し、お客を獲得しようというものだ。

具体的には、預かり手荷物の無償枠を下げ、有料化を増やす。
座席位置により、価格差を設ける。
毛布や枕の有料化、など。

トイレの利用まで有料化する格安航空会社の記事を読んだこともある。

こうした格安航空会社に対抗し生き残るため、既存の航空会社がこのような対応をとることも理解できる。

また、利用者の立場からしても、不要なサービスを料金の中に最初から組み込まず、安い料金を実現してくれたほうがありがたいという人も多いだろう。

ただ、こうした価格競争の中で心配なのは、「安全にかける費用まで省いてしまうのではないか」ということだ。

ANA、JAL共に、LCC(Low cost carrier)の新会社を設立したと伝えられている。

「価格競争が行きついた先は、大きな航空事故だった」ということにならないように、万全な対応をお願いしたい。
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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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