あの「日比谷図書館」がヘンシーン!

日比谷図書館
都立・日比谷図書館が、千代田区立・日比谷図書文化館として11月4日にオープンした。
上から見ると三角形の建物の形は昔と同じだが、中味はとても魅力的なものに変身しての再登場だ。

日比谷図書館の開館は明治41年。
全国の公立の図書館をリードする存在として長い歴史を持つが、東京都から千代田区に移管されたのをきっかけに中身や運営を大きく変えて、このほど開館した。

私から見て魅力的に思えたのは次の3つだ。

1、図書の展示に工夫があり、閲覧空間もゆったり、快適であること。
2、図書館だけでなく、ミュージアム、カレッジ機能も期待できそうなこと。
3、開館時間が夜10時までと長いこと。

ちょっとその中身を紹介しよう。
図書の企画展示
2階、3階は図書室だが、各フロアの入り口には、ビジネスや暮らし、アートなどに関するタイムリーな情報を提供するコーナーが作られていて、これがかなり面白い。

これは東京のサラリーマンが東北で農業を始めようとする際に参考になる図書が展示されている。
このほか、今の三角形の建物は、昭和32年に落成していることから、その当時の社会や東京の様子を記録した本のコーナーもあった。

閲覧室
閲覧スペースも、ゆったり広々。室内から外を向いて腰かける椅子もあり、公園の緑を感じながら落ち着いて本を読むこともできる。

ミュージアムとカレッジ
図書文化館と銘打っているのは、ミュージアムとカレッジの機能を併せ持っているからだという。

団塊の世代
1階の展示室で開かれている有料の特別展。

団塊の世代を対象にした企画だと思うが、これに関しては、内容は少し薄味で物足りなかった。
当時の雑誌、写真、レコードジャケットなどをただ並べでいるだけで、なるほどと感心するものがなかったのが残念。
しかし、これからも意欲的な企画は期待したい。

この特別展と関連して、梶芽衣子さんを迎えてのトークショーや様々なイベントも計画されているという。

この日の夜8時ごろ、背広姿のサラリーマンが図書のフロアに、多数入館していた。
霞が関も近いし、大手企業も集中しているという環境を実感した。

そんな環境を考慮してか、利用時間は、平日は10時から22時まで(土曜は19時、日曜は17時)と、かなり遅くまでだ。
これは、九段下にある千代田区役所の9-10階に設置された千代田図書館も同じだ。

港区の図書館は、平日で9-20時。これでも頑張っていると思っていたが、それを超える。
(なお休館日は第3月曜日と年末年始、特別整理期間。休館日が月に1日という点では港区も同じだ)

その後、南麻布の有栖川公園内にある「都立中央図書館」に行く機会があったが、開館時間は平日で10-21時と、昔のお役所では考えられないほど遅くまで開いていることを知った。

もちろん、閉館時間が遅いから一概に良いということではない。
その地域の特徴と、利用者の属性にもよるだろう。
ただ、以前よりサービスがよくなったことは感じる。

夜10時まで
帰り際、私にとっては少々新鮮な体験をした。

特別展を見た後、本をしばらく読ませてもらい、帰ろうと出口に差し掛かった際、係りの人に「ありがとうございました」と声をかけられたのだ。

図書館では、初めての経験だった。

この変身の裏には、民間から運営事業者を選定したことが大きいのだろう。

この施設、千代田区民でなくとも貸出や利用はできるとのことなので、時折は寄らせてもらいながら、お手並みを拝見することにしよう。

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め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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