スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「三越のライオン」がいる神社

三囲神社

墨田区向島にある三囲神社。「みめぐり」と読む。

江戸時代、三井家が江戸に進出時、この神社を江戸の守護神にしたと云う神社だ。

「三井」の井の字が、囲いで守られていることに由来するという。

鬼平情景

神社のある場所は隅田川の左岸、「みめぐりの土手」として江戸っ子には知られた場所だったことは、以前ご紹介した。

鬼平犯科帳にも数回登場すると、神社前の案内にも書かれている。

神社の鳥居が、隅田川の土手近くにあり、対岸からは鳥居の上部だけが見えることで有名だったそうだ。

場所

地図で見てみよう。

隅田川の左岸、桜橋と言問橋の中ほど。

見番通り沿いにあり、花街も近い。

地図の左の方には「隅田公園少年野球場」が見える。
王貞治少年が野球の練習に励んだ場所であったと、球場の入り口に書かれていたことを思い出す。

野口雨情の歌碑や幸田露伴の旧居跡も近くにあり、江戸情緒を色濃く残すところでもある。

三井系企業

境内に入ると、三井系企業の名を記した石盤が立っていて、その中に「三越」の字も見える。

「三越」とは三井の越後屋ということ。

江戸の人気店・三越呉服店が、現在の三越デパートの前身ということはよく知られている。

狛犬の後ろに

本殿の前、狛犬の後方にライオン像が横たわっている。

この像は、三越・池袋店の前にあったもので、2009年5月の閉店後、この場所に移設されたのだそうだ。

三越・池袋店のライオン像


そもそも神社の狛犬とは何なのか、ウィキペディアにはこう書いてある。

「古代インドで、仏の両脇に守護獣としてライオンの像を置いたのが狛犬の起源とされる」

従って、神社の境内にライオン像があるのは場違いではなく、むしろふさわしいのかもしれない。

朱楽菅公辞世

三囲神社は由緒ある神社だけに、境内を歩いていると、あちこちで興味深い碑と出会った。

これは江戸時代の狂歌作者として知られる「朱楽菅公」の辞世を刻んだ石碑。

朱楽菅公(あけらかんこう 1740-1799)は江戸・天明の狂歌ブームを築いた一人で、幕臣(与力)だった人。

勿論、号の由来は「あっけらかん 何事もあまり気にせず、さらっと受けながそう」という生き方を表現したのだろう。

妻も狂歌師で、号は「節松嫁々(ふしまつのかか)」というのだから、粋だ。

辞世の句アップ

辞世の句は

「執着の心や 娑婆に残るらむ よしのの桜 さらしなの月」

”そんなふうにあっけらかんと生きてきた私だが、死んだあと 娑婆を未練だと思う気持ちは残るのだろうな

 吉野の桜、更科の月を思えば”

小松川千本桜

いよいよ、今年も桜の季節がやってきた。

この週末、上野公園には、花見客が大勢訪れているという。

ここ荒川放水路沿いの「小松川千本桜」では、ソメイヨシノの開花まであとわずか、見頃は4月初めころになりそうだ。

生きているうちに、桜の花を愛で、春爛漫を堪能したいものだ。
スポンサーサイト
プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
スポンサードリンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。