引っ越し先付近を走っていたら「水陸両用車」

中川流域

人生で14回目の引越しをした。

今回の引越し場所は東京都江東区、
最寄りの地下鉄駅入り口にあった標高を示すプレートを見ると「マイナス」となっている。

昔聞いた言葉でいうと「江東ゼロメートル地帯」ということになる。

大雨による浸水被害、地震による堤防の決壊があると被害を受けそうで、若干の心配がある。

1年半ほどの生活の中で、何事もないことを望むばかりだ。

家のそばを走ってみた。
ここは、昔は利根川の支流だったが、荒川放水路の掘削などで流れが分断された「中川」の水路。

現在は荒川に沿う形で、細長い池のようになっている。

ここではボートやカヌーを楽しむ人たちの姿も見られる。

「手こぎ優先」
船舶免許を持っているが、こんな標識を実際に見たのははじめてだった。

船番所資料館

ここは江戸時代、水運のために掘削・開発された運河である「小名木川」の一番端、

徳川幕府によって人やモノの動きを抑えるため「中川番所」が設けられた所だ。

その歴史を伝える資料などを展示する「船番所資料館」が建っている。

ちょうど、この付近を走っていると

遊覧船が近づいてきた

遊覧船が、こちらに近づいてきた。

普通の遊覧船と、なんとなく様子が違う。

水陸両用車だった

見る間に、水中から陸に上がってきた。

水陸両用車だ。

少し前、ある観光業者が隅田川で試験的に水陸両用車を運航したことは知っていた。

その後、どこでどのように運航しているのかについては知らなかったが、

この日初めて、水陸両用車をまじかに見ることができた。

亀戸梅屋敷

それから数日後、亀戸付近を走っていると、再び水陸両用車と出会った。

どうやらここが始発の場所のようだ。

「亀戸梅屋敷」と書かれた看板が見える。

亀戸周辺の歴史と文化を広く発信する拠点らしい。

パンフレットを見ると、この水陸両用車「スカイダック」は、2013年3月から運行しているという。

名所江戸百景「亀戸梅屋敷」

ちなみに「亀戸梅屋敷」は、歌川広重の浮世絵から来ている。

広重が名所江戸百景で、呉服商の別荘にあった梅の木を描いた「亀戸梅屋敷」、

あのゴッホが模写したことでもよく知られている。

今、このあたりに、当時を思い浮かべるような田園風景は残っていない。

多くの観光客でにぎわう

2台の水陸両用車で、スカイツリーなどを回る2つのコースを運行している。

この日は日曜日、たくさんのお客さんで賑わっていた。

スカイツリーを見ながら走る

中川沿いを走っていると、左手・西の方角にスカイツリーが見えた。

これまでは東京タワーを見ながら走っていたのが、大きく様変わり。

これから一体どんな風景に会えるのか、どんな歴史の現場が残るのか、いかなる先人の碑や墓石を訪ねることができるのか

楽しみにすることにしよう。
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プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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