新緑~いのちかがやく季節


佃大橋の上から見たもの

4月16日、隅田川にかかる佃大橋を走っていると、橋の上から水面をのぞき込んでいる人がいた。

私ものぞき込むと、大きなエイが泳いでいた。

「大きなエイですね」と声をかけると、「子供も一緒」と返事が返ってきた。

そういわれてみると、何やら2匹が仲良く泳いでいるようにも見える。

散歩する人の足元に

隅田川沿いの遊歩道に目をやると、犬の散歩をする人が見えた。

すぐ近くに、こんなに大きなエイが泳いでいることに全く気付いていないようだった。

お台場の新緑・ガンダム像

4月19日。

この日のランニングはお台場。

ガンダム像近くの新緑が美しい。

浜崎橋の下で

レインボーブリッジを往復して、首都高速でも指折りの渋滞場所として知られる浜崎橋まで帰ってくると、水辺に鳥の姿を見つけた。

鷺

鷺のようだ。浅瀬を歩きながらエサを探していた。

ウミウが羽を干していた

ここは、井の頭公園を水源の一つに持つ古川が東京湾に注ぎこむところ。
渋谷の東横デパートの下も流路の一部だ。

鷺のいるところの対岸に目をやると、別の鳥が見えた。
ウミウのようだ。

羽を乾かすように、羽ばたいていた。

都心でも、少しずつ、昔ながらの自然の風景が戻ってきているようだ。

有明がんセンターの背後にある花壇

4月21日、4月とは思えない暑い日が続く、。

ここは、がん治療の拠点病院として知られる江東区の「がん研有明病院」裏の花壇。

この「白い景色」が、まるで冬景色を見るようで、涼しさを感じた。

豊洲市場近くで見た光景

晴海大橋まで来ると、何やら水上から元気な掛け声が聞こえてきた。

写真右上に見える建築は、10月にオープン予定の豊洲新市場。

海洋大学のカッターか

どうやら、近くの東京海洋大学のカッター訓練の掛け声のよう。

絵にかいたような青春の風景だ。

東京消防庁の船舶が隊列を作って航行

4月26日。
レインボーブリッジから、隊列を組むように航行する複数の船が見えた。

東京消防庁の船のようだ。

画面右手に見えるのは、豊洲市場。

市場をぐるりと取り囲むように建設が進められていた遊歩道が、一般に開放されるようになったので、そこを目指して走ることにする。

撮影した豊洲ぐるり公園

遊歩道のある公園の名前は「豊洲ぐるり公園」。

ランニングコースの距離は合わせて4.8キロもあり、ランニング愛好者にとってとても魅力的だ。

ただ、日差しを避けるところがあまりないので、これから夏場にかけてはちょっときついかも。

ランニングコース

5月1日。この日も「豊洲ぐるり公園」を走ることにした。 

右手に市場の建物が見える。

今は人影もなくとても走りやすいが、あと5か月もたてば、相当にぎやかになるはずだ。

放水訓練

5日前に走った時、消防庁の船は、このあたりで集団放水の訓練をしていた。

この日も、消防庁の船が、ここで放水訓練をしていた。

訓練を横目で見ながら走り始める。

そして、この日の目的地は、江東区牡丹にある「牡丹園」。

牡丹公園

牡丹園は門前仲町のすぐ近くにある。

牡丹という美しい地名は、”昔、この付近には牡丹の栽培をする屋敷が多かったことがその由来だ”と看板に書いてあった。

このあたりは運河がとても多い。江戸時代に水運のために掘削されたものだ。

隅田川とつながる大横川からさらに分かれた水がこのあたりを流れているが、今では水運に利用されることもない。

今の流れは細く、運河の両側が水辺公園として整備されている。

走っても歩いても、きもちがいい。

東京下町の散歩コースとしておすすめの一つだ。

このこところの暑さで、今年の牡丹の季節も、そろそろ終わりを迎えようとしている。

もう一年の半分が過ぎようとしている。

時の過ぎるのは、なんと早いことか。




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あっという間に春が過ぎてゆく


福井駅前2月27日

今年、都心の桜は、もうほとんどが散ってしまった。

これほど早い櫻は、記録的なことだという。
東京だけでなく、他の地域でも同じだ。

2月25日の東京マラソンで転倒し、歯科医の友人のいる福井に行ったのは翌日の2月26日のこと。

駅前には、まだ雪が残っていた。

福井県勝山市には、恐竜博物館があり、恐竜は福井観光の柱の一つだ。

今年の福井は大雪に見舞われ、この日も、除雪の雪が各地で積み上げられ、交差点では、左右の見通しが悪く、怖い思いもした。

国道で、たくさんの車が立ち往生したニュースも記憶に新しい。

第三台場3月4日

福井で仮歯を入れてから5日後の3月4日。

マラソン後はじめてのランニングは、レインボーブリッジを渡ってお台場へ。

早咲きの河津桜が満開で、お台場海浜公園では、ウインドサーフィンを楽しむ姿も見られた。

ここではすでに、初夏の風景が広がっていた。

3月20日福井木ノ芽峠ふもと

それから半月後、本歯を入れに再び福井へ。

米原から敦賀経由で福井へ向かう。

3月20日、木ノ芽峠のふもとには、まだかなりの雪が残っていた。

東京では、これより前の3月17日に桜の開花が発表されていた。

3月25日増上寺

それから5日後の3月25日、

増上寺の枝垂れ桜だ。

東京の桜は、前日の24日に満開となり、平年と比べ10日も早いとの発表だった。

普通は、花見の場所取りは新入社員の役目というのが一般的だが、今年はまだ入社前、去年の新人が2年続けてやったのだろうか。
(ただし、増上寺の境内で、花見の宴会は禁止)

深川 大横川3月26日

ここは深川の桜の名所、大横川。

江戸時代に開かれた運河で、両岸に桜並木が植えられ、満開時の眺めも素晴らしい。

この日は月曜日とあって、人出もそれほどではなく、桜の下で鵜が毛づくろいをする様子も見られた。

深川桜まつり

こちらが、大横川の桜並木。

今年も見事な景色を見せてくれた。

深川桜まつり

こちらは3月28日の千鳥ヶ淵。

圧倒的な桜花のボリュームだ。

ここを通るドライバーにとって、一年のこの時期にしか出会えない至福の瞬間だろう。

半蔵門

千鳥ヶ淵沿いの道を歩いて、皇居・半蔵門へ。

堀の緑と桜の白のコントラストが美しい。

皇居周りの5キロのランニングコースは、いつ走っても美しいが、この時期の美しさは格別だ。

ただし、この時期は、皇居「乾通り」の桜を一般公開することから、ランナーが走るのは大幅に規制される。

3月29日第三台場の大島桜

3月29日、東京湾に作られた第三台場の大島桜をレインボーブリッジから撮影した。

春霞の中、画面右手に大島桜が、白くこんもりと写っている。

木に近寄ると「健康優良樹」と書かれたプレートが掛けられており、とても勢いを感じる樹だ。

砺波のチューリップも見ごろ

例年、桜のあとを受け継いでお台場を彩るチューリップだが、今年は同時に花の時期を迎えた。

富山県砺波からやってきたチューリップと桜が美しさを競っていた。

4月2日墨田河畔から石川島を望む

それから4日後の4月2日。

春の麗の隅田川の右岸。

石川島の高層ビルを眺めながら、桜並木の下を走る。

櫻はもうほとんど終りに近い。

4月3日第三台場は八重桜が満開

翌4月3日翌、再びお台場へ。

櫻も遅咲きの八重桜に変わっていた。

レインボーから第三台場望見

お台場からの帰り道、レインボーブリッジから第三台場を撮影した。

大島桜の花は散って、緑色の初夏の色に変わっていた。

こうして、今年もあっという間に桜の季節は過ぎていった。

わびさびの心を人々の心に残しながら。


なお、福井の今年の開花は、3月29日(平年より5日早い)、満開は4月2日(平年より7日早い)と気象庁のホームページに書かれていた。

北陸でも、驚くほど早く桜の季節を迎えたことになる。

いよいよ2月~春も近い


東京マラソンコース

いよいよ2月に入った。

2月25日の東京マラソンまで、あとおよそ3週間。

今から11年前、第一回大会で走って以来2回目の東京マラソンをまもなく走ることができる。

実は、その間にもう一回当選したのだが、その時はノロウイルスに罹患し、棄権した苦い思い出がある。

だから、大会が近づくと、インフルエンザにかからないようにと気を遣う。

受験生の気持ちがよくわかる。

都心の大雪

今年の東京の冬は寒い。

1月22日からの雪は、都心で交通がマヒするなど大きな影響が出た。

この日比谷通りは、東京マラソンの最終盤のコース。

ゴールの東京駅前まで、画面の左に向かって5キロ余りだから、この辺りは一番きつい37キロ付近。

これでは走れない。転倒注意

当日、雪でも降ったら大変なことになるが、まさか「そんなことはない」と思いたい。

が、第一回大会は昼頃まで氷雨が降っていて、とても寒かったことを、今思い出している。

今年は2月1日から都心を含め関東地方で再び雪が降った。

こうした天気が続くと、なかなか走ることができなくてこまる。

お台場コース

1月27日、レインボーブリッジからお台場方面へと向かった。

レインボーブリッジには、ゆりかもめの線路を挟んで両側に歩道があるのだが、北側の歩道は、まだ雪が残っているので通行止めになっていた。

この写真は南側の歩道から東京港を写したもの。

小さく豆粒のように写っているのが、以前ご紹介した水陸両用の定期観光バス。

水陸両用車だ

アップにすると、このように見える。

この日は平日で、しかもこの寒さの中だから、観光客で満員というわけにはいかないようだ。

しかしながら、気温が上がり、水が恋しくなる季節になれば、たくさんの人たちで賑わいそうだ。

ガンダム

お台場のダイバーシティの建物の前には、ユニコーンガンダムの大きな像が立っている。

このあたり、寒い日でも、外国からの観光客の姿は絶えることがない。

盛んに記念写真に収めていた。

お台場の河津桜

お台場海浜公園にある河津桜。

早咲きの桜として知られ、伊豆地方ではソメイヨシノに先駆けて、例年桜祭りが開かれている。

ここお台場の築造を指揮した江川太郎左衛門英龍が、伊豆韮山の代官であった縁から、この地に植えられている。

1月29日の撮影時には、開花は、わずか2輪だった。

去年の日記を見ると、1月19日には開花していたから、今年は、去年より10日ほど開花が遅れている。

やはり、今年の冬は、去年より厳しい寒さが続いているということを物語っているのだろう。

2017-2-13 河津桜

これは、去年2月13日に写した河津桜、ほぼ満開だ。

去年より開花が10日遅れているにしても、東京マラソンが行われるのは2月25日。

マラソン当日には、このように満開の花を咲かせる季節になっていと思うのだが、どうだろう。

少なくとも、穏やかな日差しにあふれた日になってほしいものだ。



納涼船に乗ってお台場沖へ


金杉橋近くの船宿

久しぶりに納涼船に乗った。

都心を流れる古川が東京湾に流れ出る手前、金杉橋近くにある船宿に集合。

午後6時を過ぎても気温は下がらず、「暑いですねえ」とのあいさつが飛び交う。

先代林家三平の色紙

内部には、初代・林家三平の色紙もあった。

本人の似顔絵も書いてあり、なかなか特徴をとらえていてうまいものだなと感じた。

ここに日付が入っていないので、いつ頃書かれたものか不明だが、

私が子供の頃、隅田川の花火大会見物や潮干狩りにここから船に乗って向かったあの頃と、それほど遠くない時代のものだろうなと思った。

舟の乗り場

納涼船に乗り込む。

納涼船が何隻か係留されているのは、昔と変わらない。

しかし川の上部が高速道路で覆われて空が隠されてしまったのは、私の子供の頃とは大きく違う。

ずいぶん窮屈に感じる。

レインボーブリッジが見えてきた

山手線や新幹線の鉄橋の下を通り、いくつかの橋をくぐってしばらくすると、レインボーブリッジが見えてくる。

目的のお台場海浜公園前に広がる海は、すぐ目の前。

あっという間についてしまう。

屋形船の屋上へ

夕闇が迫ると、あちらこちらからたくさんの納涼船が集まってきた。

各船は、この付近に停船して、中では納涼の宴が開かれる。

東京湾でとれた天ぷらなどに舌鼓を打ち、さらにはカラオケの競演で盛り上がる。

そんな時に船の屋上に上がってみると、船頭さんが屋根の先で座り込み、海を見つめて涼んでいる。

最近の納涼船には大型のクーラーがついているが、自然の涼しい風の心地よさにはかなわない。

湾岸の都市の風景はこの50年で大きく変わった。

海沿いに高層ビルが立ち並び、海からの涼しい風が入らないことも、都心の夏を厳しいものにしている要因の一つといわれる。

今も、浜松町駅の近くでは、国際貿易センタービルをしのぐほどの巨大なビルが建設中だ。

都心と海との空気のやり取りがますます窮屈になってきそうで、手放しては喜べない。

アイスを販売する船がやってきた

宴会が続く中、窓際で人の声が聞こえた。小船が近づいてきたのだった。

納涼船を回って、アイスクリームを売ってあるく船だった。


夏の夜は、この海岸まで走ってくることが多く、浜辺からは遊覧船を何回も見てきた。

でも、こうして働く船がいるのを知ったのは初めてだった。


「人集まるところに商機あり」

時代が変われど、「商魂」が健在であると、改めて確認した納涼の晩。

「ご苦労様です」と思った。

ハナショウブの季節



アクアボード

5月26日。お台場海浜公園。

初めて見る光景が広がっていた。

噴射装置の付いたボードに乗って、人が空に浮いていた。

こんなふうに回転したり

時折、こんなふうに回転したりする。

あとで調べると、これはアクアボードと呼ばれる新しい水上スポーツだった。

この夜、この場所で開かれた「未来型花火エンターテインメント」と銘打った有料イベントに参加するイベントの一つで、パフォーマーが練習をしていたのだった。

新しい技術が生まれると、それに伴って新しいスポーツがどんどん生まれてくる。

まさに「遊びをせむとや生まれけむ」だ。

初夏の空

6月5日。
東京港では夏空が広がっていた。

まだ、梅雨の気配は感じられない。

東御苑の二の丸庭園

6月7日。皇居東御苑の二の丸庭園。

小堀遠州が築堤したという庭園に、ハナショウブを見にいった。

初夏の色合い

やはり、この庭園のハナショウブはとても美しい。

まるで絵葉書のようだ。

ハナショウブ2

この日も、訪問者の半分近くが外国人だった。

「きっと日本の庭園、日本の花の美しさに魅せられているに違いない」

そう思うと、誇らしくも感じた。

そしてこの日は、その足で荒川の堤防に行き、走っていた。

堀切菖蒲園

堀切橋まで来ると、近くに「堀切菖蒲園」があるのを思い出した。

せっかくだからとランニングコースから外れて、あの有名な菖蒲園を訪ねてみた。

ちょうどハナショウブの花盛り。

東御苑の数倍もの株が植えられていて、今が見ごろになっていた。

白竜の爪

この花は、名札を見ると「白竜の爪」とある。

遠目で見ると、なるほど白い爪のように見えた。

写楽

これは「写楽」と名がついている。

そういわれると、この花の存在感と自己主張は、何となく謎の浮世絵師・写楽に共通するように見えてくる。

沖の波

これは「沖の波」、なるほど遠くに白波が立っているようだ。

中村汀女の句

たくさんのハナショウブの陰に隠れるようにして、中村汀女(1900~1988)の句碑が見えた。

「花菖蒲 かがやく雨の 走るなり」

昭和59年6月20日、ここを訪れた際につくったと書かれている。

”かがやく雨”という言葉が印象的だ。

花盛り

現在、沖縄、九州から関東・甲信まで梅雨入りしたとみられると気象庁は発表している。

しかし、これまでは全国的に雨量が例年より少なく、今後の推移次第では水不足も心配される。

昭和53年の夏、福岡は記録的な水不足になり、喫茶店に入っても水が出ないということがあった。

その翌年、福岡に転勤したので、深刻な水不足の話をあちこちで聞いたことを覚えている。

近年、各地で深刻な気象災害が頻発。その激しさは、自分が子供だった頃より、明らかに増していると感じている。

地球温暖化に伴う影響だと多くの人が感じているのに、そのための対応の足並みがそろわない。

「残念なこと」と言って、済ませていい問題ではないのだろう。


最後にアクアボードの動画をご覧ください。

プロフィール

め組のかった

Author:め組のかった
「惑わず」の年から走り始めて四半世紀。還暦で初フルマラソンを走り、2010年には66キロのウルトラを制限時間ギリギリで完走。現在も月に200キロ以上を目標に走り込みながら、写真を撮っている。
このブログは、ジョギング中に撮り貯めた写真によるフォトエッセイを目指している。
タイトルは「おくのほそ道」をもじってみたのだが、さて、わかるかなあ?

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